JPN_CR_20250207_1.txt | JPN_CR_20250404_0.txt | ||||
---|---|---|---|---|---|
f | 1 | ======== | f | 1 | ======== |
n | 2 | マジック総合ルール(和訳 20250207.1 版) | n | 2 | マジック総合ルール(和訳 20250404.0 版) |
3 | ======== | 3 | ======== | ||
137 | 719. 事件カード | 137 | 719. 事件カード | ||
n | n | 138 | 720. 前兆カード | ||
138 | 720. 他のプレイヤーをコントロールする | 139 | 721. 他のプレイヤーをコントロールする | ||
139 | 721. ターンやフェイズを終了させる | 140 | 722. ターンやフェイズを終了させる | ||
140 | 722. 統治者 | 141 | 723. 統治者 | ||
141 | 723. イニシアチブ | 142 | 724. イニシアチブ | ||
142 | 724. ゲームを再び開始する | 143 | 725. ゲームを再び開始する | ||
143 | 725. RADカウンター | 144 | 726. RADカウンター | ||
144 | 726. サブゲーム | 145 | 727. サブゲーム | ||
145 | 727. パーマネントの合同 | 146 | 728. パーマネントの合同 | ||
146 | 728. 昼と夜 | 147 | 729. 昼と夜 | ||
147 | 729. 行動の省略 | 148 | 730. 行動の省略 | ||
148 | 730. 不正な処理の扱い | 149 | 731. 不正な処理の扱い | ||
149 | 8. 多人数戦ルール | 150 | 8. 多人数戦ルール | ||
381 | 382 | ||||
n | 382 | 104.6. ゲームを再び開始するカード(《解放された者、カーン》)が存在する。 | n | 383 | 104.6. ゲームを再び開始するカード(《解放された者、カーン》)が存在する。 |
> | 再び開始する時点でそのゲームに参加していたすべてのプレイヤーは、即座に新しいゲー | > | 再び開始する時点でそのゲームに参加していたすべてのプレイヤーは、即座に新しいゲー | ||
> | ムを開始する。rule 724〔ゲームを再び開始する〕参照。 | > | ムを開始する。rule 725〔ゲームを再び開始する〕参照。 | ||
383 | 384 | ||||
1163 | 1164 | ||||
n | 1164 | 121.8. 呪文が唱えられている間に他の呪文や能力がカードを引かせた場合、その | n | 1165 | 121.8. 呪文が唱えられている間に他の呪文や能力がカードを引かせた場合、その |
> | 引いたカードはその呪文が唱え終わる(rule 601.2i 参照)か唱える手順が | > | 引いたカードはその呪文が唱え終わる(rule 601.2i 参照)か唱える手順が | ||
> | 巻き戻される(rule 730〔不正な処理の扱い〕参照)まで裏向きのままである。 | > | 巻き戻される(rule 731〔不正な処理の扱い〕参照)まで裏向きのままである。 | ||
> | これは能力の起動に関しても同じである。効果によってプレイヤーが引くカードを公開す | > | これは能力の起動に関しても同じである。効果によってプレイヤーが引くカードを公開す | ||
> | る(または公開してもよい)場合、そのカードは呪文が唱えられたあと、あるいは能力が | > | る(または公開してもよい)場合、そのカードは呪文が唱えられたあと、あるいは能力が | ||
> | 起動されたあとで公開される。裏向きの間、その引いたカードは特性を持たないものとし | > | 起動されたあとで公開される。裏向きの間、その引いたカードは特性を持たないものとし | ||
> | て扱われ、その呪文や能力の、カードが特定の特性を持つことを必要とするコストの一部 | > | て扱われ、その呪文や能力の、カードが特定の特性を持つことを必要とするコストの一部 | ||
> | の支払いに使うことはできない。 | > | の支払いに使うことはできない。 | ||
1165 | 1166 | ||||
1173 | 1174 | ||||
n | 1174 | 122.1b パーマネントあるいは戦場以外の領域にあるカードの上にあるキーワード | n | 1175 | 122.1b パーマネントあるいは戦場以外の領域にあるカードの上にあるキーワード |
> | ・カウンターは、そのオブジェクトにそのキーワードを与える。キーワード・カウンター | > | ・カウンターは、そのオブジェクトにそのキーワードを与える。キーワード・カウンター | ||
> | でありうるキーワードは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、賛美、速攻、呪禁、破壊不 | > | でありうるキーワードは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、腐乱、賛美、速攻、呪禁、 | ||
> | 能、絆魂、威迫、到達、シャドー、トランプル、警戒、ならびにそれらのキーワードの変 | > | 破壊不能、絆魂、威迫、到達、シャドー、トランプル、警戒、ならびにそれらのキーワー | ||
> | 種である。rule 613.1f 参照。 | > | ドの変種である。rule 613.1f 参照。 | ||
1175 | 1176 | ||||
1187 | 1188 | ||||
n | 1188 | 122.1i プレイヤーが持つ1個以上のRADカウンターは、そのプレイヤーの戦闘 | n | 1189 | 122.1i プレイヤーが持つ1個以上のRADカウンターは、そのプレイヤーの戦闘 |
> | 前メイン・フェイズの開始時に誘発する誘発型能力を誘発させる。rule 725〔R | > | 前メイン・フェイズの開始時に誘発する誘発型能力を誘発させる。rule 726〔R | ||
> | ADカウンター〕参照。 | > | ADカウンター〕参照。 | ||
1189 | 1190 | ||||
1430 | 1431 | ||||
n | 1431 | 205.3k インスタントとソーサリーには共有のサブタイプ群が存在する。それらの | n | 1432 | 205.3k インスタントとソーサリーには共有のサブタイプ群が存在する。それらの |
> | サブタイプは呪文・タイプと呼ばれる。呪文・タイプには、「出来事/Adventur | > | サブタイプは呪文・タイプと呼ばれる。呪文・タイプには、「出来事/Adventur | ||
> | e」「秘儀/Arcane」「講義/Lesson」「罠/Trap」がある。 | > | e」「秘儀/Arcane」「講義/Lesson」「前兆/Omen」「罠/Trap | ||
> | 」がある。 | ||||
1432 | 1433 | ||||
1490 | 1491 | ||||
n | 1491 | 207.2c 能力語は、能力の最初にイタリック体で書かれている(以前の日本語版で | n | 1492 | 207.2c 能力語は、能力の最初にイタリック体で書かれている(以前の日本語版で |
> | はフォントが区別されておらず、―で区切られていることで区別する必要があった)。能 | > | はフォントが区別されておらず、―で区切られていることで区別する必要があった)。能 | ||
> | 力語は、同様の機能を持ったカードを区別できるようにするために定められたキーワード | > | 力語は、同様の機能を持ったカードを区別できるようにするために定められたキーワード | ||
> | のようなものであるが、ルール上の意味を持たず、総合ルールに独立した項目を持たない | > | のようなものであるが、ルール上の意味を持たず、総合ルールに独立した項目を持たない | ||
> | 。能力語には、「一徹(いってつ)/Adamant」「附則(ふそく)/Addend | > | 。能力語には、「一徹(いってつ)/Adamant」「附則(ふそく)/Addend | ||
> | um」「団結(だんけつ)/Alliance」「大隊(だいたい)/Battalio | > | um」「団結(だんけつ)/Alliance」「大隊(だいたい)/Battalio | ||
> | n」「湧血(ゆうけつ)/Bloodrush」「祝祭(しゅくさい)/Celebra | > | n」「湧血(ゆうけつ)/Bloodrush」「祝祭(しゅくさい)/Celebra | ||
> | tion」「魂力(こんりき)/Channel」「彩色(さいしょく)/Chroma | > | tion」「魂力(こんりき)/Channel」「彩色(さいしょく)/Chroma | ||
> | 」「盟友(めいゆう)/Cohort」「星座(せいざ)/Constellation | > | 」「盟友(めいゆう)/Cohort」「星座(せいざ)/Constellation | ||
> | 」「収斂(しゅうれん)/Converge」「動議(どうぎ)/Council's | > | 」「収斂(しゅうれん)/Converge」「動議(どうぎ)/Council's | ||
> | Dilemma」「集会(しゅうかい)/Coven」「昂揚(こうよう)/Delir | > | Dilemma」「集会(しゅうかい)/Coven」「昂揚(こうよう)/Delir | ||
> | ium」「落魄4(らくはくよん)/Descend 4」「落魄8(らくはくはち)/ | > | ium」「落魄4(らくはくよん)/Descend 4」「落魄8(らくはくはち)/ | ||
> | Descend 8」「版図(はんと)/Domain」「違和感(いわかん)/Eer | > | Descend 8」「版図(はんと)/Domain」「違和感(いわかん)/Eer | ||
> | ie」「威光(いこう)/Eminence」「激昂(げきこう)/Enrage」「窮 | > | ie」「威光(いこう)/Eminence」「激昂(げきこう)/Enrage」「窮 | ||
> | 地(きゅうち)/Fateful hour」「底なしの落魄(そこなしのらくはく)/ | > | 地(きゅうち)/Fateful hour」「底なしの落魄(そこなしのらくはく)/ | ||
> | Fathomless descent」「獰猛(どうもう)/Ferocious」「 | > | Fathomless descent」「獰猛(どうもう)/Ferocious」「 | ||
> | 圧倒(あっとう)/Formidable」「壮大(そうだい)/Grandeur」「 | > | 疾風(しっぷう)/Flurry」「圧倒(あっとう)/Formidable」「壮大 | ||
> | 暴勇(ぼうゆう)/Hellbent」「英雄的(えいゆうてき)/Heroic」「刻 | > | (そうだい)/Grandeur」「暴勇(ぼうゆう)/Hellbent」「英雄的( | ||
> | 印(こくいん)/Imprint」「神啓(しんけい)/Inspired」「同調(ど | > | えいゆうてき)/Heroic」「刻印(こくいん)/Imprint」「神啓(しんけ | ||
> | うちょう)/Join Forces」「族系(ぞくけい)/Kinship」「上陸( | > | い)/Inspired」「同調(どうちょう)/Join Forces」「族系(ぞ | ||
> | じょうりく)/Landfall」「副官(ふくかん)/Lieutenant」「魔技 | > | くけい)/Kinship」「上陸(じょうりく)/Landfall」「副官(ふくか | ||
> | (まぎ)/Magecraft」「金属術(きんぞくじゅつ)/Metalcraft」 | > | ん)/Lieutenant」「魔技(まぎ)/Magecraft」「金属術(きんぞ | ||
> | 「陰鬱(いんうつ)/Morbid」「集団戦術(しゅうだんせんじゅつ)/Pack | > | くじゅつ)/Metalcraft」「陰鬱(いんうつ)/Morbid」「集団戦術( | ||
> | Tactics」「パラドックス(ぱらどっくす)/Paradox」「協議(きょうぎ | > | しゅうだんせんじゅつ)/Pack Tactics」「パラドックス(ぱらどっくす) | ||
> | )/Parley」「光輝(こうき)/Radiance」「強襲(きょうしゅう)/R | > | /Paradox」「協議(きょうぎ)/Parley」「光輝(こうき)/Radia | ||
> | aid」「結集(けっしゅう)/Rally」「紛争(ふんそう)/Revolt」「秘 | > | nce」「強襲(きょうしゅう)/Raid」「結集(けっしゅう)/Rally」「相 | ||
> | 密会議(ひみつかいぎ)/secret council」「魔巧(まこう)/Spel | > | 続(そうぞく)/Renew」「紛争(ふんそう)/Revolt」「秘密会議(ひみつ | ||
> | l Mastery」「奮励(ふんれい)/Strive」「生存(せいぞん)/Sur | > | かいぎ)/secret council」「魔巧(まこう)/Spell Maste | ||
> | vival」「掃引(そういん)/Sweep」「誘引(ゆういん)/Tempting | > | ry」「奮励(ふんれい)/Strive」「生存(せいぞん)/Survival」「 | ||
> | Offer」「スレッショルド(すれっしょるど)/Threshold」「宿根(し | > | 掃引(そういん)/Sweep」「誘引(ゆういん)/Tempting Offer」 | ||
> | ゅっこん)/Undergrowth」「雄姿(ゆうし)/Valiant」「議決(ぎ | > | 「スレッショルド(すれっしょるど)/Threshold」「宿根(しゅっこん)/U | ||
> | けつ)/Will of the council」がある。 | > | ndergrowth」「雄姿(ゆうし)/Valiant」「議決(ぎけつ)/Wil | ||
> | l of the council」がある。 | ||||
1492 | 1493 | ||||
2136 | 2137 | ||||
n | 2137 | 502.2. 次に、昼であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪 | n | 2138 | 502.2. 次に、昼であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪 |
> | 文を唱えていなかったなら、夜になる。夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーが | > | 文を唱えていなかったなら、夜になる。夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーが | ||
> | そのターン中に2つ以上の呪文を唱えていたなら、昼になる。昼でも夜でもないなら、こ | > | そのターン中に2つ以上の呪文を唱えていたなら、昼になる。昼でも夜でもないなら、こ | ||
> | のチェックは行わず、昼でも夜でもないままである。このターン起因処理はスタックを用 | > | のチェックは行わず、昼でも夜でもないままである。このターン起因処理はスタックを用 | ||
> | いない。rule 728〔昼と夜〕参照。 | > | いない。rule 729〔昼と夜〕参照。 | ||
2138 | 2139 | ||||
2244 | 2245 | ||||
n | 2245 | 508.1. まず、アクティブ・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定する。このター | n | 2246 | 508.1. まず、アクティブ・プレイヤーは攻撃クリーチャーを指定する。このター |
> | ン起因処理はスタックを用いない。攻撃クリーチャーを指定するには、アクティブ・プレ | > | ン起因処理はスタックを用いない。攻撃クリーチャーを指定するには、アクティブ・プレ | ||
> | イヤーは次の手順を踏む。攻撃クリーチャーの指定中のどこかの時点でアクティブ・プレ | > | イヤーは次の手順を踏む。攻撃クリーチャーの指定中のどこかの時点でアクティブ・プレ | ||
> | イヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前 | > | イヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前 | ||
> | まで巻き戻される。(rule 730〔不正な処理の扱い〕参照。) | > | まで巻き戻される。(rule 731〔不正な処理の扱い〕参照。) | ||
2246 | 2247 | ||||
2323 | 2324 | ||||
n | 2324 | 509.1. まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン | n | 2325 | 509.1. まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン |
> | 起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイ | > | 起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイ | ||
> | ヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイ | > | ヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイ | ||
> | ヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前ま | > | ヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前ま | ||
> | で巻き戻される。(rule 730〔不正な処理の扱い〕参照。) | > | で巻き戻される。(rule 731〔不正な処理の扱い〕参照。) | ||
2325 | 2326 | ||||
2386 | 2387 | ||||
n | 2387 | 510.1e プレイヤーが自分がコントロールしている攻撃クリーチャーまたはブロッ | n | 2388 | 510.1e プレイヤーが自分がコントロールしている攻撃クリーチャーまたはブロッ |
> | ク・クリーチャーからの戦闘ダメージを割り振ったなら、(各個の攻撃クリーチャーある | > | ク・クリーチャーからの戦闘ダメージを割り振ったなら、(各個の攻撃クリーチャーある | ||
> | いはブロック・クリーチャーのダメージ割り振りではなく)そのダメージの割り振り全体 | > | いはブロック・クリーチャーのダメージ割り振りではなく)そのダメージの割り振り全体 | ||
> | が上記のルールに則っているかどうか確認される。則っていなければ、戦闘ダメージの割 | > | が上記のルールに則っているかどうか確認される。則っていなければ、戦闘ダメージの割 | ||
> | り振りは不適正であり、ゲームは戦闘ダメージ割り振りの直前に巻き戻される(rule | > | り振りは不適正であり、ゲームは戦闘ダメージ割り振りの直前に巻き戻される(rule | ||
> | 730〔不正な処理の扱い〕参照)。 | > | 731〔不正な処理の扱い〕参照)。 | ||
2388 | 2389 | ||||
2436 | 2437 | ||||
n | 2437 | 601.2. 呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、それを現 | n | 2438 | 601.2. 呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、それを現 |
> | 在ある場所(通常は手札)から取り、スタックに積み、コストを支払うことである。呪文 | > | 在ある場所(通常は手札)から取り、スタックに積み、コストを支払うことである。呪文 | ||
> | を唱える、という中には、その呪文の提示(rule 601.2a-d)と、コストの | > | を唱える、という中には、その呪文の提示(rule 601.2a-d)と、コストの | ||
> | 決定と支払い(rule 601.2f-h)が含まれる。呪文を唱えることは、以下の | > | 決定と支払い(rule 601.2f-h)が含まれる。呪文を唱えることは、以下の | ||
> | 順番で以下の手順を踏む。プレイヤーがこの手順を始めるには、その呪文を適正に唱えら | > | 順番で以下の手順を踏む。プレイヤーがこの手順を始めるには、その呪文を適正に唱えら | ||
> | れる必要がある(rule 601.3 参照)。下記に列記されている手順の実行中に | > | れる必要がある(rule 601.3 参照)。下記に列記されている手順の実行中に | ||
> | その手順で必要なことができなかったら、その呪文を唱えることは不正である。ゲームは | > | その手順で必要なことができなかったら、その呪文を唱えることは不正である。ゲームは | ||
> | その呪文が提示される直前の瞬間まで巻き戻される(rule 730〔不正な処理の扱 | > | その呪文が提示される直前の瞬間まで巻き戻される(rule 731〔不正な処理の扱 | ||
> | い〕参照)。 | > | い〕参照)。 | ||
2438 | 2439 | ||||
2447 | 2448 | ||||
n | 2448 | 601.2e ゲームは提示された呪文が適正に唱えられるかどうかを見る。提示された | n | 2449 | 601.2e ゲームは提示された呪文が適正に唱えられるかどうかを見る。提示された |
> | 呪文が不正だった場合、ゲームはその呪文を唱えることが提示される直前の瞬間に戻る( | > | 呪文が不正だった場合、ゲームはその呪文を唱えることが提示される直前の瞬間に戻る( | ||
> | rule 730〔不正な処理の扱い〕参照)。 | > | rule 731〔不正な処理の扱い〕参照)。 | ||
2449 | 2450 | ||||
2479 | 2480 | ||||
n | 2480 | 601.5. プレイヤーが、呪文の提示が終わったあとでその呪文を唱えることができ | n | 2481 | 601.5. プレイヤーが、呪文の提示が終わったあとでその呪文を唱えることができ |
> | ない場合(rule 601.2a-d 参照)、その呪文を唱えることは不正であり、 | > | ない場合(rule 601.2a-d 参照)、その呪文を唱えることは不正であり、 | ||
> | ゲームはその呪文を唱えることが提示される前の瞬間まで巻き戻る(rule 730〔 | > | ゲームはその呪文を唱えることが提示される前の瞬間まで巻き戻る(rule 731〔 | ||
> | 不正な処理の扱い〕参照)。その呪文のコストを決定して支払う間(rule 601. | > | 不正な処理の扱い〕参照)。その呪文のコストを決定して支払う間(rule 601. | ||
> | 2f-h 参照)や、呪文や唱えられたあとに、ルールや効果がその呪文を唱えることを | > | 2f-h 参照)や、呪文や唱えられたあとに、ルールや効果がその呪文を唱えることを | ||
> | 不正なものにしても関係ない。 | > | 不正なものにしても関係ない。 | ||
2481 | 2482 | ||||
2506 | 2507 | ||||
n | 2507 | 602.2. 能力を起動するとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、能力を | n | 2508 | 602.2. 能力を起動するとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、能力を |
> | スタックに積み、コストを支払うことである。特に示されていない限り、そのオブジェク | > | スタックに積み、コストを支払うことである。特に示されていない限り、そのオブジェク | ||
> | トのコントローラー(コントローラーがいない場合にはオーナー)だけがそのオブジェク | > | トのコントローラー(コントローラーがいない場合にはオーナー)だけがそのオブジェク | ||
> | トの起動型能力を起動できる。能力を起動することは、以下の手順を踏む。能力を起動す | > | トの起動型能力を起動できる。能力を起動することは、以下の手順を踏む。能力を起動す | ||
> | る途中のどこかの時点でプレイヤーが手順を完了できなくなったら、その能力の起動は不 | > | る途中のどこかの時点でプレイヤーが手順を完了できなくなったら、その能力の起動は不 | ||
> | 正である。ゲームは能力を起動し始める前まで巻き戻される(rule 730〔不正な | > | 正である。ゲームは能力を起動し始める前まで巻き戻される(rule 731〔不正な | ||
> | 処理の扱い〕参照)。一旦なされた宣言や支払いを変更することはできない。 | > | 処理の扱い〕参照)。一旦なされた宣言や支払いを変更することはできない。 | ||
2508 | 2509 | ||||
2810 | 2811 | ||||
n | 2811 | 608.3d 解決中のオブジェクトが変容させるクリーチャー・呪文である場合、その | n | 2812 | 608.3d 解決中のオブジェクトが変容させるクリーチャー・呪文である場合、その |
> | 呪文を表しているオブジェクトは対象としていたパーマネントと合同する。(rule | > | 呪文を表しているオブジェクトは対象としていたパーマネントと合同する。(rule | ||
> | 727〔パーマネントの合同〕参照)。 | > | 728〔パーマネントの合同〕参照)。 | ||
2812 | 2813 | ||||
2953 | 2954 | ||||
n | 2954 | 613.2a 第1a種: コピー可能な効果が適用される。これには、コピー効果(r | n | 2955 | 613.2a 第1a種: コピー可能な効果が適用される。これには、コピー効果(r |
> | ule 707〔オブジェクトのコピー〕参照)と、オブジェクトをパーマネントに合同 | > | ule 707〔オブジェクトのコピー〕参照)と、オブジェクトをパーマネントに合同 | ||
> | させたことによって決定されるオブジェクトの特性への変更(rule 727〔パーマ | > | させたことによって決定されるオブジェクトの特性への変更(rule 728〔パーマ | ||
> | ネントの合同〕)が含まれる。また、「戦場に出るに際し/As ... enters | > | ネントの合同〕)が含まれる。また、「戦場に出るに際し/As ... enters | ||
> | 」や「表向きになるに際し/As ... is turned face up」の能 | > | 」や「表向きになるに際し/As ... is turned face up」の能 | ||
> | 力は、それがパワーやタフネスを定めているなら、他の特性も定義していたとしても、コ | > | 力は、それがパワーやタフネスを定めているなら、他の特性も定義していたとしても、コ | ||
> | ピー可能な効果を生成する。 | > | ピー可能な効果を生成する。 | ||
2955 | 2956 | ||||
3191 | 3192 | ||||
n | 3192 | 700.2h モードを持つ呪文には中黒ではなくプラス記号(+)を用いたものがあり | n | 3193 | 700.2h モードを持つ呪文には中黒ではなくプラス記号 (+) を用いたものが |
> | 、プラス記号の後にコストが書かれている。それは呪文をそのモードを用いて唱える場合 | > | あり、プラス記号の後にコストが書かれている。それは呪文をそのモードを用いて唱える | ||
> | に支払うべき追加コストが示されている。2つ以上のモードを選択したなら、呪文を唱え | > | 場合に支払うべき追加コストが示されている。2つ以上のモードを選択したなら、呪文を | ||
> | るためには全ての追加コストを支払う必要がある。これらのコストの支払いは rule | > | 唱えるためには全ての追加コストを支払う必要がある。これらのコストの支払いは ru | ||
> | 601.2b、rule 601.2f-h に示された追加コストの支払いに関する | > | le 601.2b、rule 601.2f-h に示された追加コストの支払いに関 | ||
> | ルールに従う。 | > | するルールに従う。 | ||
3193 | 3194 | ||||
3243 | 3244 | ||||
n | 3244 | 700.15 "出る/enter[s]" という用語は、"戦場に出る/enter | n | 3245 | 700.15 "出る/enter[s]" という用語は、"戦場に出る/enter |
> | [s] the battlefield" の短縮形である。(訳注:日本語版のカー | > | [s] the battlefield" の短縮形である。(訳注:日本語版のカー | ||
> | ドテキストでは、以前から変わらず「戦場に出る」という記載を主に使用する) | > | ドテキストでは、以前から変わらず「戦場に出る」という記載を主に使用する) | ||
3245 | 3246 | ||||
3290 | 3291 | ||||
n | 3291 | 701.8c カードが捨てられ、ただし効果によってオーナーの墓地でなく非公開領域 | n | 3292 | 701.8c カードが捨てられ、ただし効果によってオーナーの墓地でなく非公開領域 |
> | に公開されることなく置かれる場合、そのカードの特性はすべて未定義として扱う。捨て | > | に公開されることなく置かれる場合、そのカードの特性はすべて未定義として扱う。捨て | ||
> | るカードの特性を必要とするコストを支払うためにカードがこの方法で捨てられた場合、 | > | るカードの特性を必要とするコストを支払うためにカードがこの方法で捨てられた場合、 | ||
> | そのコストの支払いは不正である。ゲームはコストの支払いが始まる前まで巻き戻される | > | そのコストの支払いは不正である。ゲームはコストの支払いが始まる前まで巻き戻される | ||
> | (rule 730〔不正な処理の扱い〕参照)。 | > | (rule 731〔不正な処理の扱い〕参照)。 | ||
3292 | 3293 | ||||
3572 | 3573 | ||||
n | n | 3574 | 701.40d 複数のパーマネントが同時に探検を行うよう指示された場合、それらの | ||
> | パーマネントをコントロールしているプレイヤーのうちAPNAP順で最初のプレイヤー | ||||
> | (または、それらのパーマネントがもう戦場に無い場合は、最後にそれをコントロール | ||||
> | していたプレイヤー。 rule 701.47c 参照) がその中の1つを選び、そ | ||||
> | れが探検を行う。その後、戦場に残っているパーマネントで探検を行うよう指示されてい | ||||
> | てまだしていないパーマネントがそうし、この手順を繰り返す。 | ||||
3575 | |||||
3573 | 701.41. 組み立てる/Assemble | 3576 | 701.41. 組み立てる/Assemble | ||
3615 | 3618 | ||||
n | 3616 | 701.47d 複数のパーマネントが同時に謀議するよう指示された場合、それらのパ | n | 3619 | 701.47d 複数のパーマネントが同時に謀議するよう指示された場合、それらのパ |
> | ーマネントをコントロールしているプレイヤーのうちAPNAP順で最初のプレイヤーが | > | ーマネントをコントロールしているプレイヤーのうちAPNAP順で最初のプレイヤー | ||
> | その中の1つを選び、それが謀議する。その後、戦場に残っているパーマネントで謀議す | > | (または、それらのパーマネントがもう戦場に無い場合は、最後にそれをコントロールし | ||
> | るよう指示されていてまだしていないパーマネントがそうし、この手順を繰り返す。 | > | ていたプレイヤー。 rule 701.47c 参照) がその中の1つを選び、それ | ||
> | が謀議する。その後、戦場に残っているパーマネントで謀議するよう指示されていてまだ | ||||
> | していないパーマネントがそうし、この手順を繰り返す。 | ||||
3617 | 3620 | ||||
3678 | 701.56. 偽装する/Cloak | 3681 | 701.56. 偽装する/Cloak | ||
n | 3679 | n | |||
3680 | 701.56a 「[カードを]偽装する/Cloak [a card]」場合、それ | 3682 | 701.56a 「[カードを]偽装する/Cloak [a card]」場合、それ | ||
> | を裏向きにする。それは、護法{2}を持ち、名前やサブタイプやマナ・コストを持たな | > | を裏向きにする。それは、護法{2}を持ち、名前やサブタイプやマナ・コストを持たな | ||
> | い、2/2のクリーチャー・カードになる。そのカードを裏向きで戦場に出す。そのパー | > | い、2/2のクリーチャー・カードになる。そのカードを裏向きで戦場に出す。そのパー | ||
> | マネントは、裏向きであり続ける限り偽装されたパーマネントである。特性を定義するこ | > | マネントは、裏向きであり続ける限り偽装されたパーマネントである。特性を定義するこ | ||
> | の効果は、そのカードが裏向きである間機能し、それがオモテ向きになった時点で終了す | > | の効果は、そのカードが裏向きである間機能し、それがオモテ向きになった時点で終了す | ||
> | る。 | > | る。 | ||
3696 | 701.57. 証拠収集を行う/Collect Evidence | 3698 | 701.57. 証拠収集を行う/Collect Evidence | ||
n | 3697 | n | |||
3698 | 701.57a 「証拠収集Nを行う/collect evidence N」は、「 | 3699 | 701.57a 「証拠収集Nを行う/collect evidence N」は、「 | ||
> | あなたの墓地から望む枚数のカードを、それらのマナ総量の合計がN以上になるように追 | > | あなたの墓地から望む枚数のカードを、それらのマナ総量の合計がN以上になるように追 | ||
> | 放する。」を意味する。 | > | 放する。」を意味する。 | ||
3699 | 3700 | ||||
n | 3700 | 701.57b プレイヤーが証拠収集Nを行うという選択が提示された場合、自身の墓 | n | 3701 | 701.57b プレイヤーが証拠収集Nを行うという選択が提示された場合、自身の墓 |
> | 地からマナ総量の合計がN以上になるようにカードを追放できない(おそらくはカードが | > | 地からマナ総量の合計がN以上になるようにカードを追放できない (おそらくはカード | ||
> | 足りないため)なら、証拠収集を行うという選択はできない。 | > | が足りないため) なら、証拠収集を行うという選択はできない。 | ||
3701 | 3702 | ||||
3704 | 701.58. 容疑をかける/Suspect | 3705 | 701.58. 容疑をかける/Suspect | ||
n | 3705 | n | |||
3706 | 701.58a ある種の呪文や能力によって、プレイヤーはクリーチャーに容疑をかけ | 3706 | 701.58a ある種の呪文や能力によって、プレイヤーはクリーチャーに容疑をかけ | ||
> | る。そのクリーチャーは戦場から離れるか、能力によってそれの容疑が晴れるまで容疑を | > | る。そのクリーチャーは戦場から離れるか、能力によってそれの容疑が晴れるまで容疑を | ||
> | かけられたクリーチャーとなる。 | > | かけられたクリーチャーとなる。 | ||
3714 | 701.59. 給餌する/Forage | 3714 | 701.59. 給餌する/Forage | ||
n | 3715 | n | |||
3716 | 701.59a 「給餌する/Forage」 は、「あなたの墓地からカード3枚を追 | 3715 | 701.59a 「給餌する/Forage」 は、「あなたの墓地からカード3枚を追 | ||
> | 放するか食物1つを生贄に捧げる。」を意味する。 | > | 放するか食物1つを生贄に捧げる。」を意味する。 | ||
3718 | 701.60. 戦慄予示する/Manifest Dread | 3717 | 701.60. 戦慄予示する/Manifest Dread | ||
n | 3719 | n | |||
3720 | 701.60a 「戦慄予示する/Manifest Dread」は、「あなたのライ | 3718 | 701.60a 「戦慄予示する/Manifest Dread」は、「あなたのライ | ||
> | ブラリーの一番上にあるカードを2枚を見る。うち1枚を予示し、その後あなたが見てい | > | ブラリーの一番上にあるカードを2枚を見る。うち1枚を予示し、その後あなたが見てい | ||
> | て予示しなかったカードをあなたの墓地に置く。」を意味する。 rule 701.3 | > | て予示しなかったカードをあなたの墓地に置く。」を意味する。 rule 701.3 | ||
> | 4〔予示する〕参照。 | > | 4〔予示する〕参照。 | ||
3722 | 701.60b プレイヤーが戦慄予示するたびに誘発する能力は、rule 701. | 3720 | 701.60b プレイヤーが戦慄予示するたびに誘発する能力は、rule 701. | ||
> | 60a に示される処理が完了した時点で、うちいくつかまたは全ての処理が不可能であ | > | 60a に示される処理が完了した時点で、うちいくつかまたは全ての処理が不可能であ | ||
> | ったとしても、誘発する。 | > | ったとしても、誘発する。 | ||
n | n | 3721 | |||
3722 | 701.61. 後見を受ける/Behold | ||||
3723 | 701.61a 「[性質]の後見を受ける/Behold a [quality]」 | ||||
> | は、「あなたの手札から[性質]であるカード1枚を公開するか、戦場にありあなたがコ | ||||
> | ントロールしている[性質]であるパーマネント1つを選ぶ。」を意味する。 | ||||
3724 | |||||
3725 | 701.61b 「[性質]の後見を受けていた場合/if a [quality] | ||||
> | was beheld」という語句は、プレイヤーがその行動をした時点でそのオブジェ | ||||
> | クトがその[性質]を持っていたかどうかを参照する。その語句を含む呪文や能力の解決 | ||||
> | 時に、公開されていたカードや選ばれたパーマネントが依然としてその[性質]であるか | ||||
> | どうかは無関係である。 | ||||
3726 | |||||
3727 | 701.62. 闘魂を行う/Endure | ||||
3728 | 701.62a ある種の能力によってパーマネントが闘魂Nを行うことがある。その場 | ||||
> | 合、そのパーマネントのコントローラーは、そのパーマネントの上に+1/+1カウンタ | ||||
> | ーN個を置かない限り、白のN/Nのスピリット・クリーチャー・トークン1体を生成す | ||||
> | る。 | ||||
3729 | |||||
3730 | 702.62b パーマネントが闘魂0を行うなら、何も起きない。カウンターがそのパ | ||||
> | ーマネントに置かれることになく、トークンが生成されることもない。 | ||||
3723 | 3731 | ||||
4737 | 4745 | ||||
n | 4738 | 702.140c 変容させるクリーチャー・呪文の解決が始まるに際し、その対象が適 | n | 4746 | 702.140c 変容させるクリーチャー・呪文の解決が始まるに際し、その対象が適 |
> | 正であるなら、これは戦場に出ることはない。これは対象にしたクリーチャーと「合同/ | > | 正であるなら、これは戦場に出ることはない。これは対象にしたクリーチャーと「合同/ | ||
> | merge」し、複数のカードやトークンによって表される1個のオブジェクトとなる( | > | merge」し、複数のカードやトークンによって表される1個のオブジェクトとなる( | ||
> | rule 727〔パーマネントの合同〕参照)。その呪文のコントローラーは、その呪 | > | rule 728〔パーマネントの合同〕参照)。その呪文のコントローラーは、その呪 | ||
> | 文をそのクリーチャーの一番上か一番下かどちらに置くかを選ぶ。その結果のパーマネン | > | 文をそのクリーチャーの一番上か一番下かどちらに置くかを選ぶ。その結果のパーマネン | ||
> | トは、変容したパーマネントである。 | > | トは、変容したパーマネントである。 | ||
4739 | 4747 | ||||
4772 | 4780 | ||||
n | 4773 | 702.145b 日暮は一部の変身する両面カードの第1面に存在し、3つの常在型能 | n | 4781 | 702.145b 日暮は一部の変身する両面カードの第1面に存在し、3つの常在型能 |
> | 力を表す。「日暮/Daybound」は、「夜であり、このパーマネントが変身する両 | > | 力を表す。「日暮/Daybound」は、「夜であり、このパーマネントが変身する両 | ||
> | 面カードで表されているなら、これは変身した状態で戦場に出る。」と「夜になるに際し | > | 面カードで表されているなら、これは変身した状態で戦場に出る。」と「夜になるに際し | ||
> | 、このパーマネントが第1面をオモテにしているなら、これを変身させる。」と「このパ | > | 、このパーマネントが第1面をオモテにしているなら、これを変身させる。」と「このパ | ||
> | ーマネントはこれの日暮能力によってしか変身できない。」を意味する。rule 72 | > | ーマネントはこれの日暮能力によってしか変身できない。」を意味する。rule 72 | ||
> | 8〔昼と夜〕参照。 | > | 9〔昼と夜〕参照。 | ||
4774 | 4782 | ||||
4989 | 702.176. 兆候/Impending | 4997 | 702.176. 兆候/Impending | ||
n | 4990 | 702.176a 兆候は4つの能力を表すキーワードである。最初の2つは兆候を持つ | n | 4998 | 702.176a 兆候は4つの能力を表すキーワードである。最初の2つは兆候を持つ |
> | 呪文がスタックにある間に機能する常在型能力である。3つ目は戦場にある間に機能する | > | 呪文がスタックにある間に機能する常在型能力である。3つ目は戦場にある間に機能する | ||
> | 常在型能力である。4つ目は戦場にある間に機能する誘発型能力である。「兆候 N - | > | 常在型能力である。4つ目は戦場にある間に機能する誘発型能力である。「兆候 N - | ||
> | [コスト]」は、「あなたはこの呪文をマナ・コストを支払うのではなく、[コスト] | > | [コスト]」は、「あなたはこの呪文をマナ・コストを支払うのではなく、[コスト] | ||
> | を支払うことを選んでもよい」、「あなたがこの呪文の兆候コストを支払うことを選んだ | > | を支払うことを選んでもよい」、「この呪文の兆候コストが支払われていたなら、それは | ||
> | なら、それは時間カウンターN個が置かれた状態で戦場に出る。」、「このパーマネント | > | 時間カウンターN個が置かれた状態で戦場に出る。」、「このパーマネントの兆候コスト | ||
> | の上に時間カウンターが置かれ続けているかぎり、それが兆候コストで唱えられていた場 | > | が支払われておりかつこれの上に時間カウンターが置かれ続けているかぎり、これはクリ | ||
> | 合、それはクリーチャーではない。」、「あなたの終了ステップの開始時に、このパーマ | > | ーチャーではない。」、「あなたの終了ステップの開始時に、このパーマネントの兆候コ | ||
> | ネントがその兆候コストで唱えられていてかつ1個以上の時間カウンターがある場合、そ | > | ストが支払われておりかつ時間カウンターが置かれている場合、その上から時間カウンタ | ||
> | の上から時間カウンター1個を取り除く。」を意味する。兆候コストで呪文を唱えること | > | ー1個を取り除く。」を意味する。兆候コストで呪文を唱えることは、rule 601 | ||
> | は、rule 601.2b ならびに rule 601.2f-h の代替コストの | > | .2b ならびに rule 601.2f-h の代替コストの支払いのルールに従う | ||
> | 支払いのルールに従う。 | > | 。 | ||
4991 | 4999 | ||||
5000 | 5008 | ||||
n | n | 5009 | 702.178a 最高速度能力によって与えられる能力で、どの領域から機能するかが | ||
> | 書かれている場合、その能力を与える最高速度能力はその領域から機能する。(rule | ||||
> | 113.6c 参照。) | ||||
5010 | |||||
5001 | 702.179. エンジン始動!/Start Your Engines! | 5011 | 702.179. エンジン始動!/Start Your Engines! | ||
5012 | 702.179f 効果がプレイヤーの速度を参照する場合がある。そのプレイヤーが速 | 5022 | 702.179f 効果がプレイヤーの速度を参照する場合がある。そのプレイヤーが速 | ||
> | 度を持たないなら、その効果によって参照されるそのプレイヤーの速度は0として扱う。 | > | 度を持たないなら、その効果によって参照されるそのプレイヤーの速度は0として扱う。 | ||
n | n | 5023 | |||
5024 | 702.180. 調和/Harmonize | ||||
5025 | 702.180a 調和は3つの常在型能力を表すキーワードであり、調和を持つ呪文が | ||||
> | スタックにある間に機能する。「調和 [コスト]/Harmonize [cost] | ||||
> | 」は、「あなたはこの呪文をマナ・コストを払うのではなく[コスト]を支払い、あなた | ||||
> | がコントロールしていてアンタップ状態であるクリーチャー最大1体をタップすることで | ||||
> | 、あなたの墓地から唱えてもよい。」「あなたがこの呪文を調和コストを支払って唱える | ||||
> | なら、それの総コストはタップしたクリーチャーのパワーの値に等しい数の不特定マナの | ||||
> | 分だけ減少する。」「調和コストが支払われているなら、このカードがスタックを離れる | ||||
> | ならいつでも、これを他の領域に置く代わり追放する。」を意味する。調和能力を使って | ||||
> | 呪文を唱えることは、rule 601.2b、rule 601.2f-h の代替コ | ||||
> | ストを支払うことに関するルールに従う。 | ||||
5026 | |||||
5027 | 702.180b あなたは、あなたが呪文の調和コストを支払うことを選ぶに際し、タ | ||||
> | ップするクリーチャーを選び(rule 601.2b 参照)、総コストを支払うに際 | ||||
> | し、あなたはそのクリーチャーをタップする。 | ||||
5028 | |||||
5029 | 702.181. 応召/Mobilize | ||||
5030 | 702.181a 応召は誘発型能力である。「応召 N」は「このクリーチャーが攻撃 | ||||
> | するたび、赤の1/1の戦士・クリーチャー・トークンN体をタップ状態かつ攻撃してい | ||||
> | る状態で生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。」を意味す | ||||
> | る。 | ||||
5013 | 5031 | ||||
5255 | 5273 | ||||
n | 5256 | 707.10e 呪文や能力をコピーし、新しい対象を規定する効果が存在する。その呪 | n | 5274 | 707.10e 呪文や能力をコピーし、新しい対象を規定する効果が存在する。その呪 |
> | 文や能力が複数の対象を取っている場合、そのコピーの取るすべての対象はそのプレイヤ | > | 文や能力が複数の対象を取っている場合、そのコピーの取るすべての対象はそのプレイヤ | ||
> | ーやオブジェクトである。各対象群ごとにそのプレイヤーやオブジェクトが適正な対象で | > | ーやオブジェクトである。各対象群ごとにそのプレイヤーやオブジェクトが適正な対象で | ||
> | なければ、そのコピーは生成されない。 | > | なければ、そのコピーは生成されない。置換効果によって対象に取るオブジェクトが1つ | ||
> | より多くなった場合、そのコピーのコントローラーはそれらのオブジェクトのうち1つを | ||||
> | 選びそれを新しい対象とする。選ばれる対象はその呪文や能力の適正な対象でなくてはな | ||||
> | らない。 | ||||
5275 | 例:《前線に向かう勇気》は「あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1 | ||||
> | 体のみを対象とする呪文1つを唱えるたび、速攻を持つ赤の1/1の兵士・クリーチャー | ||||
> | ・トークン1体を生成する。その後、その呪文をコピーする。そのコピーはそのトークン | ||||
> | を対象とする。」という能力を持つエンチャントである。《選定された行進》は「効果が | ||||
> | 、あなたのコントロール下で2つ以上のトークンを生成するなら、代わりにその効果はそ | ||||
> | の2倍の数のそれらのトークンを生成する。」という能力を持つエンチャントである。あ | ||||
> | なたがこの2つの | ||||
5276 | エンチャントをコントロールしていて《制覇の時》をあなたのコントロールしているクリ | ||||
> | ーチャー1体を対象に唱えたなら、《前線に向かう勇気》の能力が誘発する。この能力の | ||||
> | 解決時に、あなたは速攻を持つ赤の1/1の兵士・クリーチャー・トークン2体を生成す | ||||
> | る。その後、《制覇の時》がコピーされ、それは生成されたトークンのうちあなたの選ん | ||||
> | だ1体を対象とする。コピーが両方のトークンを対象にすることはない。 | ||||
5257 | 5277 | ||||
5560 | 5580 | ||||
n | 5561 | 715.2a 効果が「出来事を持つ/has an adventure」カードや呪 | n | 5581 | 715.2a 効果が「出来事を持つ/has an adventure」カードや呪 |
> | 文、パーマネントを参照する場合、それは、そのオブジェクトがその時点で代替の特性を | > | 文、パーマネントを参照する場合、それは、そのオブジェクトがその時点で代替の特性を | ||
> | 使っていなくても、代替の特性が存在するオブジェクトを参照する。 | > | 使っていなくても、出来事呪文としての代替の特性を持つオブジェクトを参照する。 | ||
5562 | 5582 | ||||
5564 | 5584 | ||||
n | 5565 | 715.2c 当事者カードには複数の特性群が印刷されているが、それぞれは1枚のカ | n | 5585 | 715.2c 当事者カードには複数の特性群が印刷されているが、それぞれは1枚のカ |
> | ードである。例えば、出来事カードを引いたり捨てたりしたプレイヤーは、2枚ではなく | > | ードである。例えば、当事者カードを引いたり捨てたりしたプレイヤーは、2枚ではなく | ||
> | 1枚のカードを引いたり捨てたりしたことになる。 | > | 1枚のカードを引いたり捨てたりしたことになる。 | ||
5566 | 5586 | ||||
5654 | 5674 | ||||
n | n | 5675 | 720. 前兆カード | ||
5655 | 5676 | ||||
n | n | 5677 | 720.1. 「前兆/Omen」カードは、文章欄中に小さな枠のある、2組のカード | ||
> | 枠を持つ。 | ||||
5678 | |||||
5679 | 720.2. 左側の内側の枠に書かれている文章は、そのオブジェクトが呪文である間 | ||||
> | に取りうる代替の特性を定義する。そのカードの通常の特性は、文章欄は右側で小さくな | ||||
> | っているが、通常通り表記されている。 | ||||
5680 | |||||
5681 | 720.2a 効果が「前兆を持つ/has an Omen」カードや呪文、パーマネ | ||||
> | ントを参照する場合、それは、そのオブジェクトがその時点で代替の特性を使っていなく | ||||
> | ても、前兆呪文としての代替の特性を持つオブジェクトを参照する。 | ||||
5682 | |||||
5683 | 720.2b それらの代替の特性が存在することやそれらの値は、そのオブジェクトの | ||||
> | コピー可能な値の一部である。 | ||||
5684 | |||||
5685 | 720.2c 前兆カードには複数の特性群が印刷されているが、それぞれは1枚のカー | ||||
> | ドである。例えば、前兆カードを引いたり捨てたりしたプレイヤーは、2枚ではなく1枚 | ||||
> | のカードを引いたり捨てたりしたことになる。 | ||||
5686 | |||||
5687 | 720.3. プレイヤーは、自分が前兆カードを唱えるに際して、そのカードを通常通 | ||||
> | り唱えるか前兆として唱えるかを選ぶ。 | ||||
5688 | |||||
5689 | 720.3a 前兆カードを前兆として唱える場合、それを唱えられるかどうかを見るに | ||||
> | は代替の特性だけが評価される。 | ||||
5690 | |||||
5691 | 720.3b 前兆としてスタック上にある間、その呪文はその代替の特性だけを持つ。 | ||||
5692 | |||||
5693 | 720.3c 前兆・呪文がコピーされた場合、そのコピーも前兆であり、その前兆・呪 | ||||
> | 文を表すカードの通常の特性ではなくその呪文の代替の特性を持つ。前兆として唱えられ | ||||
> | た呪文を参照するルールや効果は、そのコピーも参照する。 | ||||
5694 | |||||
5695 | 720.3d 前兆・呪文の解決の際に、それをオーナーの墓地に置く代わりに、それの | ||||
> | コントローラーはそれをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。 | ||||
5696 | |||||
5697 | 720.4. スタック以外のいずれかの領域である間、また前兆でない状態でスタック | ||||
> | にある間、前兆カードはその通常の特性だけを持つ。 | ||||
5698 | |||||
5699 | 720.5. 効果によってプレイヤーが名前を選ぶ場合、そのプレイヤーが前兆カード | ||||
> | の代替の名前を選びたければ、そうしてもよい。 | ||||
5700 | |||||
5656 | 720. 他のプレイヤーをコントロールする | 5701 | 721. 他のプレイヤーをコントロールする | ||
5657 | 5702 | ||||
n | 5658 | 720.1. 次のあるプレイヤーのターンの間、そのプレイヤーを他のプレイヤーによ | n | 5703 | 721.1. 次のあるプレイヤーのターンの間、そのプレイヤーを他のプレイヤーによ |
> | ってコントロールさせるカードが存在する。この効果は、その影響を受けるプレイヤーが | > | ってコントロールさせるカードが存在する。この効果は、その影響を受けるプレイヤーが | ||
> | 次に実際に得るターンに影響を及ぼす。そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロ | > | 次に実際に得るターンに影響を及ぼす。そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロ | ||
> | ールされ、この効果は次のターンが始まるまで終わらない。 | > | ールされ、この効果は次のターンが始まるまで終わらない。 | ||
5659 | 5704 | ||||
n | 5660 | 720.1a 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場 | n | 5705 | 721.1a 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場 |
> | 合、お互いに上書きされる。最後に発生したものだけが有効になる。 | > | 合、お互いに上書きされる。最後に発生したものだけが有効になる。 | ||
5661 | 5706 | ||||
n | 5662 | 720.1b ターンが飛ばされた場合、プレイヤー・コントロール効果は次にそのプレ | n | 5707 | 721.1b ターンが飛ばされた場合、プレイヤー・コントロール効果は次にそのプレ |
> | イヤーが実際にターンを得るときまで待つ。 | > | イヤーが実際にターンを得るときまで待つ。 | ||
5663 | 5708 | ||||
n | 5664 | 720.2. カード2枚(《Word of Command》と《敵対工作員》)は | n | 5709 | 721.2. カード2枚(《Word of Command》と《敵対工作員》)は |
> | 、一定の期間、プレイヤーが他のプレイヤーをコントロールできるようにする。 | > | 、一定の期間、プレイヤーが他のプレイヤーをコントロールできるようにする。 | ||
5665 | 5710 | ||||
n | 5666 | 720.3. プレイヤーのコントロールだけが変わり、オブジェクトのコントローラー | n | 5711 | 721.3. プレイヤーのコントロールだけが変わり、オブジェクトのコントローラー |
> | は変わらない。コントロールされているプレイヤーは、それでも自分のターンの間はアク | > | は変わらない。コントロールされているプレイヤーは、それでも自分のターンの間はアク | ||
> | ティブ・プレイヤーである。 | > | ティブ・プレイヤーである。 | ||
5667 | 5712 | ||||
n | 5668 | 720.4. コントロールされているプレイヤーがゲーム内の何らかのオブジェクトの | n | 5713 | 721.4. コントロールされているプレイヤーがゲーム内の何らかのオブジェクトの |
> | 情報を見ることができる場合、それはそのプレイヤーとそのプレイヤーのコントローラー | > | 情報を見ることができる場合、それはそのプレイヤーとそのプレイヤーのコントローラー | ||
> | の両方が見ることができる。コントロールされているプレイヤーがゲーム外のカードに関 | > | の両方が見ることができる。コントロールされているプレイヤーがゲーム外のカードに関 | ||
> | する情報を見ることができる場合、その情報を見ることができるのはそのプレイヤーだけ | > | する情報を見ることができる場合、その情報を見ることができるのはそのプレイヤーだけ | ||
> | で、そのプレイヤーのコントローラーは見ることができない。 | > | で、そのプレイヤーのコントローラーは見ることができない。 | ||
5669 | 例:あるプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコ | 5714 | 例:あるプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコ | ||
> | ントロールしている裏向きクリーチャーのオモテ面を見ることができる。 | > | ントロールしている裏向きクリーチャーのオモテ面を見ることができる。 | ||
5670 | 5715 | ||||
n | 5671 | 720.5. 他のプレイヤーをコントロールしている間、そのプレイヤーは、コントロ | n | 5716 | 721.5. 他のプレイヤーをコントロールしている間、そのプレイヤーは、コントロ |
> | ールされているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのルールやオブジェクトに | > | ールされているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのルールやオブジェクトに | ||
> | よりしなければならないすべての選択や決定を行う。これには、何をプレイする(起動す | > | よりしなければならないすべての選択や決定を行う。これには、何をプレイする(起動す | ||
> | る、唱える)かの選択や、呪文や能力に関する選択や決定を含む。 | > | る、唱える)かの選択や、呪文や能力に関する選択や決定を含む。 | ||
5672 | 例:他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーがどの呪文を唱えるか、何を呪 | 5717 | 例:他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーがどの呪文を唱えるか、何を呪 | ||
> | 文の対象とするかを決めることができ、呪文の解決時に必要な決定も行う。 | > | 文の対象とするかを決めることができ、呪文の解決時に必要な決定も行う。 | ||
5674 | 5719 | ||||
n | 5675 | 720.5a 他のプレイヤーのコントローラーがそのプレイヤーのためにコストを支払 | n | 5720 | 721.5a 他のプレイヤーのコントローラーがそのプレイヤーのためにコストを支払 |
> | う場合、そのプレイヤーの物(カード、マナ等)のみを使用できる。 | > | う場合、そのプレイヤーの物(カード、マナ等)のみを使用できる。 | ||
5676 | 例:プレイヤーのコントローラーが、そのプレイヤーに追加コストとしてカードを捨てる | 5721 | 例:プレイヤーのコントローラーが、そのプレイヤーに追加コストとしてカードを捨てる | ||
> | 呪文を唱えさせることにした場合、そのカードはそのプレイヤーの手札から捨てる。 | > | 呪文を唱えさせることにした場合、そのカードはそのプレイヤーの手札から捨てる。 | ||
5677 | 5722 | ||||
n | 5678 | 720.5b 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要 | n | 5723 | 721.5b 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要 |
> | とされていない選択や決定を行えない。また、コントローラーはイベント規定によって必 | > | とされていない選択や決定を行えない。また、コントローラーはイベント規定によって必 | ||
> | 要とされている選択や決定を行えない。 | > | 要とされている選択や決定を行えない。 | ||
5679 | 例:お手洗いに行くこと、カードを誰かとトレードすること、他のプレイヤーとトレード | 5724 | 例:お手洗いに行くこと、カードを誰かとトレードすること、他のプレイヤーとトレード | ||
> | をすること、合意による引き分けを行うこと、ミスや違反でジャッジを呼ぶことを決定す | > | をすること、合意による引き分けを行うこと、ミスや違反でジャッジを呼ぶことを決定す | ||
> | るのは、コントロールされていてもプレイヤー自身である。 | > | るのは、コントロールされていてもプレイヤー自身である。 | ||
5680 | 5725 | ||||
n | 5681 | 720.6. 他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーを投了させられない | n | 5726 | 721.6. 他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーを投了させられない |
> | 。プレイヤーは、他のプレイヤーにコントロールされていても、いつでもゲームを投了す | > | 。プレイヤーは、他のプレイヤーにコントロールされていても、いつでもゲームを投了す | ||
> | ることができる。rule 104.3a 参照。 | > | ることができる。rule 104.3a 参照。 | ||
5682 | 5727 | ||||
n | 5683 | 720.7. プレイヤーに他のプレイヤーのコントロールを得させる効果は、コントロ | n | 5728 | 721.7. プレイヤーに他のプレイヤーのコントロールを得させる効果は、コントロ |
> | ールされているプレイヤーの行動を制限し、あるいはコントロールされているプレイヤー | > | ールされているプレイヤーの行動を制限し、あるいはコントロールされているプレイヤー | ||
> | に何らかの行動を強制することがある。 | > | に何らかの行動を強制することがある。 | ||
5684 | 5729 | ||||
n | 5685 | 720.8. 他のプレイヤーをコントロールしているプレイヤーは、自分自身に関する | n | 5730 | 721.8. 他のプレイヤーをコントロールしているプレイヤーは、自分自身に関する |
> | 選択や決定も行える。 | > | 選択や決定も行える。 | ||
5686 | 5731 | ||||
n | 5687 | 720.9. プレイヤーは自分のコントロールを得ることもできる。そのプレイヤーは | n | 5732 | 721.9. プレイヤーは自分のコントロールを得ることもできる。そのプレイヤーは |
> | 通常通り自分の決定や選択を行う。 | > | 通常通り自分の決定や選択を行う。 | ||
5688 | 5733 | ||||
n | 5689 | 721. ターンやフェイズを終了させる | n | 5734 | 722. ターンやフェイズを終了させる |
5690 | 5735 | ||||
n | 5691 | 721.1. ターンを終了させるカードが存在する。効果によりターンが終了する場合 | n | 5736 | 722.1. ターンを終了させるカードが存在する。効果によりターンが終了する場合 |
> | 、以下のステップを順に実行する。これは通常の呪文や能力の解決(rule 608〔 | > | 、以下のステップを順に実行する。これは通常の呪文や能力の解決(rule 608〔 | ||
> | 呪文や能力の解決〕参照)とは手順が異なる。 | > | 呪文や能力の解決〕参照)とは手順が異なる。 | ||
5692 | 5737 | ||||
n | 5693 | 721.1a この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに積 | n | 5738 | 722.1a この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに積 |
> | まれていないものは消滅する。それらはスタックに積まれない。このルールは、この手順 | > | まれていないものは消滅する。それらはスタックに積まれない。このルールは、この手順 | ||
> | の間に誘発した能力には適用されない(rule 721.1f 参照)。 | > | の間に誘発した能力には適用されない(rule 722.1f 参照)。 | ||
5694 | 5739 | ||||
n | 5695 | 721.1b 解決中のオブジェクトも含む、スタック上のすべてのオブジェクトを追放 | n | 5740 | 722.1b 解決中のオブジェクトも含む、スタック上のすべてのオブジェクトを追放 |
> | する。カードによって表現されていないオブジェクトが戦場や統率領域以外の領域にある | > | する。カードによって表現されていないオブジェクトが戦場や統率領域以外の領域にある | ||
> | 場合、それは次の状況起因処理のチェック時(rule 704〔状況起因処理〕参照) | > | 場合、それは次の状況起因処理のチェック時(rule 704〔状況起因処理〕参照) | ||
> | に消滅する。 | > | に消滅する。 | ||
5696 | 5741 | ||||
n | 5697 | 721.1c 状況起因処理をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることは | n | 5742 | 722.1c 状況起因処理をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることは |
> | なく、誘発型能力もスタックに積まれない。 | > | なく、誘発型能力もスタックに積まれない。 | ||
5698 | 5743 | ||||
n | 5699 | 721.1d 現在のフェイズやステップが終了する。これが戦闘中に起こったのであれ | n | 5744 | 722.1d 現在のフェイズやステップが終了する。これが戦闘中に起こったのであれ |
> | ば、クリーチャーやプレインズウォーカーをすべて戦闘から取り除く。ゲームは即座にク | > | ば、クリーチャーやプレインズウォーカーをすべて戦闘から取り除く。ゲームは即座にク | ||
> | リンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべて | > | リンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべて | ||
> | のステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新 | > | のステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新 | ||
> | しいクリンナップ・ステップを始める。 | > | しいクリンナップ・ステップを始める。 | ||
5700 | 5745 | ||||
n | 5701 | 721.1e ターンは終了するが、終了ステップは飛ばされるので「終了ステップの開 | n | 5746 | 722.1e ターンは終了するが、終了ステップは飛ばされるので「終了ステップの開 |
> | 始時に/at the beginning of the end step」の誘発 | > | 始時に/at the beginning of the end step」の誘発 | ||
> | 型能力は誘発しない。 | > | 型能力は誘発しない。 | ||
5702 | 5747 | ||||
n | 5703 | 721.1f この手順中はどのプレイヤーも優先権を得ない。したがって、誘発型能力 | n | 5748 | 722.1f この手順中はどのプレイヤーも優先権を得ない。したがって、誘発型能力 |
> | はスタックに積まれない。この手順の始まったあとで誘発型能力が誘発した場合、クリン | > | はスタックに積まれない。この手順の始まったあとで誘発型能力が誘発した場合、クリン | ||
> | ナップ・ステップの間にアクティブ・プレイヤーが優先権を得、プレイヤーは呪文を唱え | > | ナップ・ステップの間にアクティブ・プレイヤーが優先権を得、プレイヤーは呪文を唱え | ||
> | たり能力を起動したりできる。その後、ターンの最終的な終了の前にもう一度クリンナッ | > | たり能力を起動したりできる。その後、ターンの最終的な終了の前にもう一度クリンナッ | ||
> | プ・ステップが発生する。誘発型能力が誘発していなければ、プレイヤーはクリンナップ | > | プ・ステップが発生する。誘発型能力が誘発していなければ、プレイヤーはクリンナップ | ||
> | ・ステップには優先権を得ない。rule 514 参照。 | > | ・ステップには優先権を得ない。rule 514 参照。 | ||
5704 | 5749 | ||||
n | 5705 | 721.2. 戦闘フェイズを終了させるカード(《平和の執行/Mandate of | n | 5750 | 722.2. 戦闘フェイズを終了させるカード(《平和の執行/Mandate of |
> | Peace》)が存在する。効果によって戦闘フェイズが終了する場合、呪文や能力を | > | Peace》)が存在する。効果によって戦闘フェイズが終了する場合、呪文や能力を | ||
> | 解決する通常の手順(rule 608〔呪文や能力の解決〕参照)とは異なり、以下の | > | 解決する通常の手順(rule 608〔呪文や能力の解決〕参照)とは異なり、以下の | ||
> | 順番で処理を行う。 | > | 順番で処理を行う。 | ||
5706 | 5751 | ||||
n | 5707 | 721.2a この手順前に誘発していてまだスタックに置かれていない誘発型能力があ | n | 5752 | 722.2a この手順前に誘発していてまだスタックに置かれていない誘発型能力があ |
> | る場合、それらは消滅する。それらがスタックに置かれることはない。このルールは、こ | > | る場合、それらは消滅する。それらがスタックに置かれることはない。このルールは、こ | ||
> | の手順中に誘発した能力には適用されない(rule 721.2f 参照)。 | > | の手順中に誘発した能力には適用されない(rule 722.2f 参照)。 | ||
5708 | 5753 | ||||
n | 5709 | 721.2b 解決中のオブジェクトも含む、スタック上にあるオブジェクトをすべて追 | n | 5754 | 722.2b 解決中のオブジェクトも含む、スタック上にあるオブジェクトをすべて追 |
> | 放する。戦場と統率領域以外にあってカードによって表されていないオブジェクトは、次 | > | 放する。戦場と統率領域以外にあってカードによって表されていないオブジェクトは、次 | ||
> | に状況起因処理がチェックされる時点で消滅する(rule 704〔状況起因処理〕参 | > | に状況起因処理がチェックされる時点で消滅する(rule 704〔状況起因処理〕参 | ||
> | 照)。 | > | 照)。 | ||
5710 | 5755 | ||||
n | 5711 | 721.2c 状況起因処理をチェックする。プレイヤーが優先権を得ることはなく、誘 | n | 5756 | 722.2c 状況起因処理をチェックする。プレイヤーが優先権を得ることはなく、誘 |
> | 発型能力がスタックに置かれることもない。 | > | 発型能力がスタックに置かれることもない。 | ||
5712 | 5757 | ||||
n | 5713 | 721.2d 現在の戦闘フェイズが終了する。クリーチャーとプレインズウォーカーを | n | 5758 | 722.2d 現在の戦闘フェイズが終了する。クリーチャーとプレインズウォーカーを |
> | すべて戦闘から取り除く。「戦闘終了時まで/until end of combat | > | すべて戦闘から取り除く。「戦闘終了時まで/until end of combat | ||
> | 」の効果が終了する。ゲームは直接次のフェイズ、通常は戦闘後メイン・フェイズに進み | > | 」の効果が終了する。ゲームは直接次のフェイズ、通常は戦闘後メイン・フェイズに進み | ||
> | 、その間のステップをすべて飛ばす。 | > | 、その間のステップをすべて飛ばす。 | ||
5714 | 5759 | ||||
n | 5715 | 721.2e 戦闘フェイズは終了するが、戦闘終了ステップは飛ばされるので「戦闘終 | n | 5760 | 722.2e 戦闘フェイズは終了するが、戦闘終了ステップは飛ばされるので「戦闘終 |
> | 了時に/at end of combat」の誘発型能力は誘発しない。 | > | 了時に/at end of combat」の誘発型能力は誘発しない。 | ||
5716 | 5761 | ||||
n | 5717 | 721.2f この手順の間、プレイヤーが優先権を得ることはないので、誘発型能力が | n | 5762 | 722.2f この手順の間、プレイヤーが優先権を得ることはないので、誘発型能力が |
> | スタックに置かれることはない。この手順が始まった以降に誘発した誘発型能力があれば | > | スタックに置かれることはない。この手順が始まった以降に誘発した誘発型能力があれば | ||
> | 、それらの能力は次のフェイズの間にスタックに置かれ、その後でアクティブ・プレイヤ | > | 、それらの能力は次のフェイズの間にスタックに置かれ、その後でアクティブ・プレイヤ | ||
> | ーが優先権を得てプレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。 | > | ーが優先権を得てプレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。 | ||
5718 | 5763 | ||||
n | 5719 | 721.2g 戦闘フェイズでない間に、効果によって戦闘フェイズが終わる場合、何も | n | 5764 | 722.2g 戦闘フェイズでない間に、効果によって戦闘フェイズが終わる場合、何も |
> | 起こらない。 | > | 起こらない。 | ||
5720 | 5765 | ||||
n | 5721 | 722. 統治者 | n | 5766 | 723. 統治者 |
5722 | 5767 | ||||
n | 5723 | 722.1. 「統治者/The Monarch」は、プレイヤーが持ちうる記号であ | n | 5768 | 723.1. 「統治者/The Monarch」は、プレイヤーが持ちうる記号であ |
> | る。効果がプレイヤーを統治者にするよう指示しない限り、ゲームに統治者は存在しない | > | る。効果がプレイヤーを統治者にするよう指示しない限り、ゲームに統治者は存在しない | ||
> | 。 | > | 。 | ||
5724 | 5769 | ||||
n | 5725 | 722.2. 統治者であることには、2つの誘発型能力が付属する。これらの誘発型能 | n | 5770 | 723.2. 統治者であることには、2つの誘発型能力が付属する。これらの誘発型能 |
> | 力には発生源は存在せず、コントローラーはその能力が誘発した時点で統治者であったプ | > | 力には発生源は存在せず、コントローラーはその能力が誘発した時点で統治者であったプ | ||
> | レイヤーである。これは rule 113.8 の例外である。これらの能力の完全な | > | レイヤーである。これは rule 113.8 の例外である。これらの能力の完全な | ||
> | ルール・テキストは、「統治者の終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはカード1枚 | > | ルール・テキストは、「統治者の終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはカード1枚 | ||
> | を引く。」「クリーチャー1体が統治者に戦闘ダメージを与えるたび、そのコントローラ | > | を引く。」「クリーチャー1体が統治者に戦闘ダメージを与えるたび、そのコントローラ | ||
> | ーが統治者になる。」である。 | > | ーが統治者になる。」である。 | ||
5726 | 5771 | ||||
n | 5727 | 722.3. 同時に複数のプレイヤーが統治者であることはない。プレイヤーが統治者 | n | 5772 | 723.3. 同時に複数のプレイヤーが統治者であることはない。プレイヤーが統治者 |
> | になるに際し、現在の統治者は統治者ではなくなる。 | > | になるに際し、現在の統治者は統治者ではなくなる。 | ||
5728 | 5773 | ||||
n | 5729 | 722.4. 統治者がゲームから離れたなら、そのプレイヤーがゲームから離れるのと | n | 5774 | 723.4. 統治者がゲームから離れたなら、そのプレイヤーがゲームから離れるのと |
> | 同時にアクティブ・プレイヤーが統治者になる。アクティブ・プレイヤーがゲームから離 | > | 同時にアクティブ・プレイヤーが統治者になる。アクティブ・プレイヤーがゲームから離 | ||
> | れるかアクティブ・プレイヤーが存在しないなら、ターン順で次のプレイヤーが統治者に | > | れるかアクティブ・プレイヤーが存在しないなら、ターン順で次のプレイヤーが統治者に | ||
> | なる。ゲームに残っているどのプレイヤーも統治者になれないなら、統治者なしでゲーム | > | なる。ゲームに残っているどのプレイヤーも統治者になれないなら、統治者なしでゲーム | ||
> | を継続する。 | > | を継続する。 | ||
5730 | 5775 | ||||
n | 5731 | 722.5. 常在型能力によって作られた継続的効果の結果が、誰が現在の統治者であ | n | 5776 | 723.5. 常在型能力によって作られた継続的効果の結果が、誰が現在の統治者であ |
> | るかに基づいて決定されるが、その効果が適用され始めた時点でゲームに統治者がいない | > | るかに基づいて決定されるが、その効果が適用され始めた時点でゲームに統治者がいない | ||
> | なら、その効果はプレイヤーが統治者になるまで何もしない。rule 613〔継続的 | > | なら、その効果はプレイヤーが統治者になるまで何もしない。rule 613〔継続的 | ||
> | 効果の相互作用〕参照。 | > | 効果の相互作用〕参照。 | ||
5732 | 5777 | ||||
n | 5733 | 723. イニシアチブ | n | 5778 | 724. イニシアチブ |
5734 | 5779 | ||||
n | 5735 | 723.1. イニシアチブはプレイヤー1人が持ちうる記号である。効果がプレイヤー | n | 5780 | 724.1. イニシアチブはプレイヤー1人が持ちうる記号である。効果がプレイヤー |
> | にイニシアチブを得させるまで、ゲームにイニシアチブは存在しない。その時点でイニシ | > | にイニシアチブを得させるまで、ゲームにイニシアチブは存在しない。その時点でイニシ | ||
> | アチブという記号を持つプレイヤーを、イニシアチブを持つと言う。 | > | アチブという記号を持つプレイヤーを、イニシアチブを持つと言う。 | ||
5736 | 5781 | ||||
n | 5737 | 723.2. イニシアチブを持つことに付随する、内在する誘発型能力3つが存在する | n | 5782 | 724.2. イニシアチブを持つことに付随する、内在する誘発型能力3つが存在する |
> | 。これらの誘発型能力は発生源を持たず、その能力が誘発した時点でイニシアチブを持っ | > | 。これらの誘発型能力は発生源を持たず、その能力が誘発した時点でイニシアチブを持っ | ||
> | ていたプレイヤーがコントロールする。これはrule 113.8の例外である。これ | > | ていたプレイヤーがコントロールする。これはrule 113.8の例外である。これ | ||
> | らの能力のテキストは「イニシアチブを持つプレイヤーのアップキープの開始時に、その | > | らの能力のテキストは「イニシアチブを持つプレイヤーのアップキープの開始時に、その | ||
> | プレイヤーは地下街探索を行う。」「プレイヤー1人がコントロールしている1体以上の | > | プレイヤーは地下街探索を行う。」「プレイヤー1人がコントロールしている1体以上の | ||
> | クリーチャーがイニシアチブを持つプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それらのク | > | クリーチャーがイニシアチブを持つプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それらのク | ||
> | リーチャーのコントローラーはイニシアチブを得る。」「プレイヤー1人がイニシアチブ | > | リーチャーのコントローラーはイニシアチブを得る。」「プレイヤー1人がイニシアチブ | ||
> | を得るたび、そのプレイヤーは地下街探索を行う。」である。rule 701.46〔 | > | を得るたび、そのプレイヤーは地下街探索を行う。」である。rule 701.46〔 | ||
> | ダンジョン探索〕参照。 | > | ダンジョン探索〕参照。 | ||
5738 | 5783 | ||||
n | 5739 | 723.3. 同時にイニシアチブを持ちうるのはプレイヤー1人だけである。プレイヤ | n | 5784 | 724.3. 同時にイニシアチブを持ちうるのはプレイヤー1人だけである。プレイヤ |
> | ーがイニシアチブを得るに際して、その時点でイニシアチブを持つプレイヤーはそれを失 | > | ーがイニシアチブを得るに際して、その時点でイニシアチブを持つプレイヤーはそれを失 | ||
> | う。 | > | う。 | ||
5740 | 5785 | ||||
n | 5741 | 723.4. イニシアチブを持つプレイヤーがゲームを離れるなら、そのプレイヤーが | n | 5786 | 724.4. イニシアチブを持つプレイヤーがゲームを離れるなら、そのプレイヤーが |
> | ゲームを離れると同時にアクティブ・プレイヤーがイニシアチブを得る。アクティブ・プ | > | ゲームを離れると同時にアクティブ・プレイヤーがイニシアチブを得る。アクティブ・プ | ||
> | レイヤーがゲームを離れるかアクティブ・プレイヤーがいないなら、ターン順で次のプレ | > | レイヤーがゲームを離れるかアクティブ・プレイヤーがいないなら、ターン順で次のプレ | ||
> | イヤーがイニシアチブを得る。 | > | イヤーがイニシアチブを得る。 | ||
5742 | 5787 | ||||
n | 5743 | 723.5. その時点でイニシアチブを持っているプレイヤーがイニシアチブを得るよ | n | 5788 | 724.5. その時点でイニシアチブを持っているプレイヤーがイニシアチブを得るよ |
> | う指示された場合、それによってrule 723.2の最後の誘発型能力が誘発するが | > | う指示された場合、それによってrule 724.2の最後の誘発型能力が誘発するが | ||
> | 、2つ目のイニシアチブ記号が生成されることはない。 | > | 、2つ目のイニシアチブ記号が生成されることはない。 | ||
5744 | 5789 | ||||
n | 5745 | 724. ゲームを再び開始する | n | 5790 | 725. ゲームを再び開始する |
5746 | 5791 | ||||
n | 5747 | 724.1. あるカード(《解放された者、カーン》)によって、ゲームを再び開始す | n | 5792 | 725.1. あるカード(《解放された者、カーン》)によって、ゲームを再び開始す |
> | ることがある。ゲームを再び開始する場合、そのゲームは即座に終了し、そのゲームのど | > | ることがある。ゲームを再び開始する場合、そのゲームは即座に終了し、そのゲームのど | ||
> | のプレイヤーも勝ったり負けたり引き分けになったりすることはない。そのゲームが終わ | > | のプレイヤーも勝ったり負けたり引き分けになったりすることはない。そのゲームが終わ | ||
> | った時点でゲームに残っているプレイヤーは、以下の例外を除いて rule 103〔 | > | った時点でゲームに残っているプレイヤーは、以下の例外を除いて rule 103〔 | ||
> | ゲームの始め方〕の手順に従って新しいゲームを始める。 | > | ゲームの始め方〕の手順に従って新しいゲームを始める。 | ||
5748 | 5793 | ||||
n | 5749 | 724.1a 新しいゲームの開始プレイヤーは、ゲームを再び開始させた呪文や能力を | n | 5794 | 725.1a 新しいゲームの開始プレイヤーは、ゲームを再び開始させた呪文や能力を |
> | コントロールしていたプレイヤーである。 | > | コントロールしていたプレイヤーである。 | ||
5750 | 5795 | ||||
n | 5751 | 724.2. 再び開始するために終了したゲームに、ゲームが終了した時点で存在した | n | 5796 | 725.2. 再び開始するために終了したゲームに、ゲームが終了した時点で存在した |
> | 、フェイズ・アウト状態のパーマネントや定形外のマジックのカードも含む全てのマジッ | > | 、フェイズ・アウト状態のパーマネントや定形外のマジックのカードも含む全てのマジッ | ||
> | クのカードは、その終了したゲームの開始時に存在しなかったとしても、新しいゲームに | > | クのカードは、その終了したゲームの開始時に存在しなかったとしても、新しいゲームに | ||
> | 存在する。新しいゲームにおけるオーナーは、新しいゲームが始まる時点でそのカードが | > | 存在する。新しいゲームにおけるオーナーは、新しいゲームが始まる時点でそのカードが | ||
> | どこにあっても元のオーナーから変わることはない。 | > | どこにあっても元のオーナーから変わることはない。 | ||
5752 | 例:プレイヤーが《生ける願い》を唱え、ゲームの外部からクリーチャー・カードをゲー | 5797 | 例:プレイヤーが《生ける願い》を唱え、ゲームの外部からクリーチャー・カードをゲー | ||
> | ムに持ち込んだとする。そのクリーチャー・カードは、新しいゲームが始まる時点でその | > | ムに持ち込んだとする。そのクリーチャー・カードは、新しいゲームが始まる時点でその | ||
> | プレイヤーのライブラリーの一部になる。 | > | プレイヤーのライブラリーの一部になる。 | ||
5753 | 5798 | ||||
n | 5754 | 724.3. 新しいゲームの開始時に各プレイヤーが7枚のカードを引くので、ライブ | n | 5799 | 725.3. 新しいゲームの開始時に各プレイヤーが7枚のカードを引くので、ライブ |
> | ラリーに7枚未満のカードしかないプレイヤーは、マリガンをしたかどうかにかかわらず | > | ラリーに7枚未満のカードしかないプレイヤーは、マリガンをしたかどうかにかかわらず | ||
> | 、最初のターンのアップキープ・ステップの間、状況起因処理がチェックされる時点でゲ | > | 、最初のターンのアップキープ・ステップの間、状況起因処理がチェックされる時点でゲ | ||
> | ームに負けることになる(rule 704〔状況起因処理〕参照)。 | > | ームに負けることになる(rule 704〔状況起因処理〕参照)。 | ||
5755 | 5800 | ||||
n | 5756 | 724.4. ゲームを再び開始する効果は、最初のターンのアンタップ・ステップの直 | n | 5801 | 725.4. ゲームを再び開始する効果は、最初のターンのアンタップ・ステップの直 |
> | 前に解決が終わる。その効果を作った呪文や能力に追加の指示がある場合、それらの効果 | > | 前に解決が終わる。その効果を作った呪文や能力に追加の指示がある場合、それらの効果 | ||
> | はその時点で実行される。どちらのプレイヤーも優先権を持たず、結果として誘発した誘 | > | はその時点で実行される。どちらのプレイヤーも優先権を持たず、結果として誘発した誘 | ||
> | 発型能力は次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時、大抵は最初のターンのアップキ | > | 発型能力は次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時、大抵は最初のターンのアップキ | ||
> | ープ・ステップの間にスタックに積まれる。 | > | ープ・ステップの間にスタックに積まれる。 | ||
5757 | 5802 | ||||
n | 5758 | 724.5. 効果によって、一部のカードがゲームを再び開始する手順から除外される | n | 5803 | 725.5. 効果によって、一部のカードがゲームを再び開始する手順から除外される |
> | ことがある。それらのカードは、新しいゲームが始まる時点でオーナーのデッキには入ら | > | ことがある。それらのカードは、新しいゲームが始まる時点でオーナーのデッキには入ら | ||
> | ない。 | > | ない。 | ||
5759 | 5804 | ||||
n | 5760 | 724.5a 統率者戦では、統率者がゲームを再び開始する手順から除外されている場 | n | 5805 | 725.5a 統率者戦では、統率者がゲームを再び開始する手順から除外されている場 |
> | 合、その統率者が統率領域に存在する状態で新しいゲームを開始するわけではない。しか | > | 合、その統率者が統率領域に存在する状態で新しいゲームを開始するわけではない。しか | ||
> | しながら、それは新しいゲームでもそのデッキの統率者であり続ける。rule 903 | > | しながら、それは新しいゲームでもそのデッキの統率者であり続ける。rule 903 | ||
> | 〔統率者戦〕参照。 | > | 〔統率者戦〕参照。 | ||
5761 | 5806 | ||||
n | 5762 | 724.6. マジックのサブゲーム(rule 726 参照)が再び開始される場合 | n | 5807 | 725.6. マジックのサブゲーム(rule 727 参照)が再び開始される場合 |
> | 、メインゲームは影響を受けない。サブゲームの勝者や敗者を参照するメインゲームの効 | > | 、メインゲームは影響を受けない。サブゲームの勝者や敗者を参照するメインゲームの効 | ||
> | 果は、その、再び開始されたサブゲームの勝者や敗者を参照する。 | > | 果は、その、再び開始されたサブゲームの勝者や敗者を参照する。 | ||
5763 | 5808 | ||||
n | 5764 | 724.7. 影響範囲限定選択ルール(rule 801 参照)を用いた多人数戦が | n | 5809 | 725.7. 影響範囲限定選択ルール(rule 801 参照)を用いた多人数戦が |
> | 再び開始された場合、ゲームを再び開始する能力をコントロールしているプレイヤーの影 | > | 再び開始された場合、ゲームを再び開始する能力をコントロールしているプレイヤーの影 | ||
> | 響範囲内外のいずれであるかに関係なく、そのゲームに参加している全てのプレイヤーが | > | 響範囲内外のいずれであるかに関係なく、そのゲームに参加している全てのプレイヤーが | ||
> | 影響を受ける。 | > | 影響を受ける。 | ||
5765 | 5810 | ||||
n | 5766 | 725. RADカウンター | n | 5811 | 726. RADカウンター |
5767 | 5812 | ||||
n | 5768 | 725.1. RADカウンターはプレイヤーが持ちうるカウンターの一種である。 ( | n | 5813 | 726.1. RADカウンターはプレイヤーが持ちうるカウンターの一種である。 ( |
> | rule 122〔カウンター〕参照) RADカウンターは1つの誘発型能力が付属す | > | rule 122〔カウンター〕参照) RADカウンターは1つの誘発型能力が付属す | ||
> | る。この能力は発生源が無く、アクティブ・プレイヤーによってコントロールされている | > | る。この能力は発生源が無く、アクティブ・プレイヤーによってコントロールされている | ||
> | 。これは rule 113.8 の例外である。この能力のテキストは「各プレイヤー | > | 。これは rule 113.8 の例外である。この能力のテキストは「各プレイヤー | ||
> | の戦闘前メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーが1つ以上のRADカウンターを | > | の戦闘前メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーが1つ以上のRADカウンターを | ||
> | 持っている場合、そのプレイヤーは自分が持っているRADカウンターの数と同じ枚数の | > | 持っている場合、そのプレイヤーは自分が持っているRADカウンターの数と同じ枚数の | ||
> | カードを切削する。これにより切削された土地でないカード1枚につきそれぞれ、そのプ | > | カードを切削する。これにより切削された土地でないカード1枚につきそれぞれ、そのプ | ||
> | レイヤーは1点のライフを失い、RADカウンター1個をそのプレイヤーから取り除く。 | > | レイヤーは1点のライフを失い、RADカウンター1個をそのプレイヤーから取り除く。 | ||
> | 」である。 | > | 」である。 | ||
5769 | 5814 | ||||
n | 5770 | 725.1a カードが「放射能によって/from radiation」失ったライ | n | 5815 | 726.1a カードが「放射能によって/from radiation」失ったライ |
> | フを参照するなら、RADカウンターに付属する誘発型能力の結果として失ったライフを | > | フを参照するなら、RADカウンターに付属する誘発型能力の結果として失ったライフを | ||
> | 参照する。 | > | 参照する。 | ||
5771 | 5816 | ||||
n | 5772 | 726. サブゲーム | n | 5817 | 727. サブゲーム |
5773 | 5818 | ||||
n | 5774 | 726.1. あるカード(《Shahrazad》)によって、プレイヤーはマジック | n | 5819 | 727.1. あるカード(《Shahrazad》)によって、プレイヤーはマジック |
> | のサブゲームをプレイする。 | > | のサブゲームをプレイする。 | ||
5775 | 5820 | ||||
n | 5776 | 726.1a 「サブゲーム/subgame」は、カードの効果によって作られたゲー | n | 5821 | 727.1a 「サブゲーム/subgame」は、カードの効果によって作られたゲー |
> | ムのことを指し、ゲーム内の別のゲームである。「メインゲーム/main game」 | > | ムのことを指し、ゲーム内の別のゲームである。「メインゲーム/main game」 | ||
> | とは、そのサブゲームを作った呪文を唱えたり、能力を起動したりしたゲームのことを指 | > | とは、そのサブゲームを作った呪文を唱えたり、能力を起動したりしたゲームのことを指 | ||
> | す。サブゲームの進行中は、メインゲームは一時的に中断される。サブゲームが終わった | > | す。サブゲームの進行中は、メインゲームは一時的に中断される。サブゲームが終わった | ||
> | 後で、メインゲームが再開される。 | > | 後で、メインゲームが再開される。 | ||
5777 | 5822 | ||||
n | 5778 | 726.1b メインゲームあるいはサブゲームで作られた効果や定義は、サブゲームを | n | 5823 | 727.1b メインゲームあるいはサブゲームで作られた効果や定義は、サブゲームを |
> | 作る効果によって定義されているものを除いて、他方のゲームにおいては一切意味をもた | > | 作る効果によって定義されているものを除いて、他方のゲームにおいては一切意味をもた | ||
> | ない。たとえば、メインゲームにおいてサブゲームの勝者あるいは敗者に何らかの効果を | > | ない。たとえば、メインゲームにおいてサブゲームの勝者あるいは敗者に何らかの効果を | ||
> | もたらすことが効果に含まれていることがある。 | > | もたらすことが効果に含まれていることがある。 | ||
5779 | 5824 | ||||
n | 5780 | 726.2. サブゲームの開始に際して、既存の領域と別の新しい領域が一揃い作られ | n | 5825 | 727.2. サブゲームの開始に際して、既存の領域と別の新しい領域が一揃い作られ |
> | る。各プレイヤーはメインゲームのライブラリーのカードを全てサブゲームのライブラリ | > | る。各プレイヤーはメインゲームのライブラリーのカードを全てサブゲームのライブラリ | ||
> | ーに移動させ、切り直す。メインゲームのそれ以外の領域にあるカードは、rule 7 | > | ーに移動させ、切り直す。メインゲームのそれ以外の領域にあるカードは、rule 7 | ||
> | 26.2a-c の例外を除き、サブゲームの対応する領域に移動することはない。どち | > | 27.2a-c の例外を除き、サブゲームの対応する領域に移動することはない。どち | ||
> | らのプレイヤーが先攻かを無作為に決定し、サブゲームを通常のゲームと同様にrule | > | らのプレイヤーが先攻かを無作為に決定し、サブゲームを通常のゲームと同様にrule | ||
> | 103〔ゲームの始め方〕に従って行う。 | > | 103〔ゲームの始め方〕に従って行う。 | ||
5781 | 5826 | ||||
n | 5782 | 726.2a サブゲームの開始に際して、定形外のマジックのカードの補助デッキが使 | n | 5827 | 727.2a サブゲームの開始に際して、定形外のマジックのカードの補助デッキが使 |
> | われているなら、各プレイヤーは自分の補助デッキをそれぞれメインゲームの統率領域か | > | われているなら、各プレイヤーは自分の補助デッキをそれぞれメインゲームの統率領域か | ||
> | らサブゲームの統率領域に動かし、切り直す。(表向きの定形外のマジックのカードはメ | > | らサブゲームの統率領域に動かし、切り直す。(表向きの定形外のマジックのカードはメ | ||
> | インゲームの統率領域に残る。) | > | インゲームの統率領域に残る。) | ||
5783 | 5828 | ||||
n | 5784 | 726.2b ヴァンガード戦のサブゲームの開始に際して、各プレイヤーは自分のヴァ | n | 5829 | 727.2b ヴァンガード戦のサブゲームの開始に際して、各プレイヤーは自分のヴァ |
> | ンガード・カードをメインゲームの統率領域からサブゲームの統率領域に動かす。 | > | ンガード・カードをメインゲームの統率領域からサブゲームの統率領域に動かす。 | ||
5785 | 5830 | ||||
n | 5786 | 726.2c 統率者戦のサブゲームの開始に際して、各プレイヤーは(統率領域にあれ | n | 5831 | 727.2c 統率者戦のサブゲームの開始に際して、各プレイヤーは(統率領域にあれ |
> | ば)自分の統率者をメインゲームの統率領域からサブゲームの統率領域に動かす。 | > | ば)自分の統率者をメインゲームの統率領域からサブゲームの統率領域に動かす。 | ||
5787 | 5832 | ||||
n | 5788 | 726.3. ゲーム開始時に各プレイヤーは手札7枚を引くので、デッキの枚数が7枚 | n | 5833 | 727.3. ゲーム開始時に各プレイヤーは手札7枚を引くので、デッキの枚数が7枚 |
> | 未満になっている場合、最初のターンのアップキープ・ステップの間に、状況起因処理の | > | 未満になっている場合、最初のターンのアップキープ・ステップの間に、状況起因処理の | ||
> | チェックが行われる時点で敗北することになる。その後でマリガンをして手札を減らして | > | チェックが行われる時点で敗北することになる。その後でマリガンをして手札を減らして | ||
> | も関係ない。rule 704〔状況起因処理〕参照。 | > | も関係ない。rule 704〔状況起因処理〕参照。 | ||
5789 | 5834 | ||||
n | 5790 | 726.4. メインゲームにある全てのオブジェクトならびにメインゲームの外部にあ | n | 5835 | 727.4. メインゲームにある全てのオブジェクトならびにメインゲームの外部にあ |
> | る全てのカードは、(特別にサブゲームに持ち込まれない限り)サブゲームの外部にある | > | る全てのカードは、(特別にサブゲームに持ち込まれない限り)サブゲームの外部にある | ||
> | ものとして扱う。サブゲームに関係していないプレイヤーは、サブゲームの外部にあるも | > | ものとして扱う。サブゲームに関係していないプレイヤーは、サブゲームの外部にあるも | ||
> | のとして扱う。 | > | のとして扱う。 | ||
5791 | 5836 | ||||
n | 5792 | 726.4a カードを外部からゲーム内に持ち込むことができる効果が存在する。メイ | n | 5837 | 727.4a カードを外部からゲーム内に持ち込むことができる効果が存在する。メイ |
> | ンゲームからサブゲームにカードが持ち込まれた場合、メインゲームにおいて、そのオブ | > | ンゲームからサブゲームにカードが持ち込まれた場合、メインゲームにおいて、そのオブ | ||
> | ジェクトが領域を離れたことによる誘発型能力がある場合にはそれは誘発するが、メイン | > | ジェクトが領域を離れたことによる誘発型能力がある場合にはそれは誘発するが、メイン | ||
> | ゲームが再開されるまでスタックに積まれることはない。 | > | ゲームが再開されるまでスタックに積まれることはない。 | ||
5793 | 5838 | ||||
n | 5794 | 726.4b プレイヤーの、メインゲームに存在したカウンターはサブゲームの一部と | n | 5839 | 727.4b プレイヤーの、メインゲームに存在したカウンターはサブゲームの一部と |
> | しては扱わないが、メインゲームに戻った際にはそれらのカウンターは持ったままである | > | しては扱わないが、メインゲームに戻った際にはそれらのカウンターは持ったままである | ||
> | 。同様に、サブゲームの間にプレイヤーが得たカウンターはサブゲームの終了時に消滅す | > | 。同様に、サブゲームの間にプレイヤーが得たカウンターはサブゲームの終了時に消滅す | ||
> | る。 | > | る。 | ||
5795 | 5840 | ||||
n | 5796 | 726.5. サブゲームの終了時に、自身がオーナーである定形のマジックのカードで | n | 5841 | 727.5. サブゲームの終了時に、自身がオーナーである定形のマジックのカードで |
> | サブゲームの統率領域以外の領域に残っているものをメインゲームのライブラリーに戻し | > | サブゲームの統率領域以外の領域に残っているものをメインゲームのライブラリーに戻し | ||
> | て切り直す。これには、サブゲームの追放領域にあるカードやサブゲーム終了時点でフェ | > | て切り直す。これには、サブゲームの追放領域にあるカードやサブゲーム終了時点でフェ | ||
> | イズ・アウトしているパーマネントを表しているカードも含む。rule 726.5a | > | イズ・アウトしているパーマネントを表しているカードも含む。rule 727.5a | ||
> | -c の例外を除き、サブゲームにある他のオブジェクトならびに全ての領域は消滅する | > | -c の例外を除き、サブゲームにある他のオブジェクトならびに全ての領域は消滅する | ||
> | 。メインゲームは、中断されたところから再開する。まず、サブゲームを作った呪文や能 | > | 。メインゲームは、中断されたところから再開する。まず、サブゲームを作った呪文や能 | ||
> | 力が解決される。その呪文・カードが既にスタックに存在しなくなっていてもこの処理は | > | 力が解決される。その呪文・カードが既にスタックに存在しなくなっていてもこの処理は | ||
> | 行う。次に、サブゲームの間にメインゲームのカードを取り除くことによって誘発したメ | > | 行う。次に、サブゲームの間にメインゲームのカードを取り除くことによって誘発したメ | ||
> | インゲームの能力がある場合、それらがスタックに積まれる。 | > | インゲームの能力がある場合、それらがスタックに積まれる。 | ||
5797 | 例:カードがメインゲームやメインゲームの外部からサブゲームに持ち込まれた場合、サ | 5842 | 例:カードがメインゲームやメインゲームの外部からサブゲームに持ち込まれた場合、サ | ||
> | ブゲームの終了時にそのカードはメインゲームのオーナーのライブラリーに入ることにな | > | ブゲームの終了時にそのカードはメインゲームのオーナーのライブラリーに入ることにな | ||
> | る。 | > | る。 | ||
5798 | 5843 | ||||
n | 5799 | 726.5a サブゲームの終了時に、補助デッキ内でサブゲームを始めて補助デッキに | n | 5844 | 727.5a サブゲームの終了時に、補助デッキ内でサブゲームを始めて補助デッキに |
> | 入っていない定形外のマジックのカードすべてを裏向きにし、そのデッキの一番下に置く | > | 入っていない定形外のマジックのカードすべてを裏向きにし、そのデッキの一番下に置く | ||
> | 。その後、各プレイヤーは自分の補助デッキすべてをサブゲームの統率領域からメインゲ | > | 。その後、各プレイヤーは自分の補助デッキすべてをサブゲームの統率領域からメインゲ | ||
> | ームの統率領域に移動させ、切り直す。 | > | ームの統率領域に移動させ、切り直す。 | ||
5800 | 5845 | ||||
n | 5801 | 726.5b ヴァンガード戦のサブゲームの終了に際して、各プレイヤーは自分のヴァ | n | 5846 | 727.5b ヴァンガード戦のサブゲームの終了に際して、各プレイヤーは自分のヴァ |
> | ンガード・カードをサブゲームの統率領域からメインゲームの統率領域に動かす。これは | > | ンガード・カードをサブゲームの統率領域からメインゲームの統率領域に動かす。これは | ||
> | rule 312.2の例外である。 | > | rule 312.2の例外である。 | ||
5802 | 5847 | ||||
n | 5803 | 726.5c 統率者戦のサブゲームの終了に際して、各プレイヤーは(統率領域にあれ | n | 5848 | 727.5c 統率者戦のサブゲームの終了に際して、各プレイヤーは(統率領域にあれ |
> | ば)自分の統率者をサブゲームの統率領域からメインゲームの統率領域に動かす。 | > | ば)自分の統率者をサブゲームの統率領域からメインゲームの統率領域に動かす。 | ||
5804 | 5849 | ||||
n | 5805 | 726.6. サブゲームがサブゲーム中に作られることもありうる。この場合、新しい | n | 5850 | 727.6. サブゲームがサブゲーム中に作られることもありうる。この場合、新しい |
> | サブゲームから見ると、現在のサブゲームはメインゲームということになる。 | > | サブゲームから見ると、現在のサブゲームはメインゲームということになる。 | ||
5806 | 5851 | ||||
n | 5807 | 727. パーマネントの合同 | n | 5852 | 728. パーマネントの合同 |
5808 | 5853 | ||||
n | 5809 | 727.1. オブジェクトをパーマネントに合同させるキーワードが1つ存在する。r | n | 5854 | 728.1. オブジェクトをパーマネントに合同させるキーワードが1つ存在する。r |
> | ule 702.140〔変容〕参照。 | > | ule 702.140〔変容〕参照。 | ||
5810 | 5855 | ||||
n | 5811 | 727.2. オブジェクトをパーマネントに合同させるとは、そのオブジェクトをその | n | 5856 | 728.2. オブジェクトをパーマネントに合同させるとは、そのオブジェクトをその |
> | パーマネントの上か下に置くことである。そのパーマネントは、それを表していた他の部 | > | パーマネントの上か下に置くことである。そのパーマネントは、それを表していた他の部 | ||
> | 品と、そのオブジェクトを表していたカードまたはコピーによって表される、合同パーマ | > | 品と、そのオブジェクトを表していたカードまたはコピーによって表される、合同パーマ | ||
> | ネントになる。 | > | ネントになる。 | ||
5812 | 5857 | ||||
n | 5813 | 727.2a 合同パーマネントは、合同させた効果に特に書かれていない限り、その一 | n | 5858 | 728.2a 合同パーマネントは、合同させた効果に特に書かれていない限り、その一 |
> | 番上の部品の特性だけを持つ。これは、そのオブジェクトが合同した時点のタイムスタン | > | 番上の部品の特性だけを持つ。これは、そのオブジェクトが合同した時点のタイムスタン | ||
> | プを持つ、コピー可能な効果である(rule 613.2 参照)。 | > | プを持つ、コピー可能な効果である(rule 613.2 参照)。 | ||
5814 | 5859 | ||||
n | 5815 | 727.2b オブジェクトがパーマネントに合同するに際し、そのオブジェクトはそれ | n | 5860 | 728.2b オブジェクトがパーマネントに合同するに際し、そのオブジェクトはそれ |
> | まであった領域を離れ、戦場にあるオブジェクトの一部になるが、その結果のパーマネン | > | まであった領域を離れ、戦場にあるオブジェクトの一部になるが、その結果のパーマネン | ||
> | トは戦場に出たばかりのものとしては扱われない。 | > | トは戦場に出たばかりのものとしては扱われない。 | ||
5816 | 5861 | ||||
n | 5817 | 727.2c 合同パーマネントはそれまでと同じオブジェクトなので、プレイヤーのコ | n | 5862 | 728.2c 合同パーマネントはそれまでと同じオブジェクトなので、プレイヤーのコ |
> | ントロール下に入ったばかりではなく、それに影響している常在型能力は影響し続け、そ | > | ントロール下に入ったばかりではなく、それに影響している常在型能力は影響し続け、そ | ||
> | の他同様である。 | > | の他同様である。 | ||
5818 | 5863 | ||||
n | 5819 | 727.2d 合同パーマネントがトークンを含む場合、その一番上の部品がトークンで | n | 5864 | 728.2d 合同パーマネントがトークンを含む場合、その一番上の部品がトークンで |
> | ある場合のみ、結果のパーマネントはトークンである。 | > | ある場合のみ、結果のパーマネントはトークンである。 | ||
5820 | 5865 | ||||
n | 5821 | 727.2e 合同パーマネントがオモテ向きと裏向きの部品を含む場合、そのパーマネ | n | 5866 | 728.2e 合同パーマネントがオモテ向きと裏向きの部品を含む場合、そのパーマネ |
> | ントの位相は一番上の部品によって決定される。裏向きのパーマネントが、オブジェクト | > | ントの位相は一番上の部品によって決定される。裏向きのパーマネントが、オブジェクト | ||
> | がそれと合同した結果としてオモテ向きのパーマネントになった場合、他の効果はそれが | > | がそれと合同した結果としてオモテ向きのパーマネントになった場合、他の効果はそれが | ||
> | オモテ向きになったとしては扱わない。 | > | オモテ向きになったとしては扱わない。 | ||
5822 | 5867 | ||||
n | 5823 | 727.2f 合同パーマネントが裏向きになった場合、それを表しているオモテ向きの | n | 5868 | 728.2f 合同パーマネントが裏向きになった場合、それを表しているオモテ向きの |
> | 部品はそれぞれ裏向きになる。裏向きの合同パーマネントがオモテ向きになった場合、そ | > | 部品はそれぞれ裏向きになる。裏向きの合同パーマネントがオモテ向きになった場合、そ | ||
> | れを表している裏向きの部品はそれぞれオモテ向きになる。 | > | れを表している裏向きの部品はそれぞれオモテ向きになる。 | ||
5824 | 5869 | ||||
n | 5825 | 727.2g インスタントやソーサリーであるカードを含む裏向きの合同パーマネント | n | 5870 | 728.2g インスタントやソーサリーであるカードを含む裏向きの合同パーマネント |
> | は、オモテ向きになれない。そのようなパーマネントがオモテ向きになる場合、そのコン | > | は、オモテ向きになれない。そのようなパーマネントがオモテ向きになる場合、そのコン | ||
> | トローラーはそれを公開し、裏向きのままにする。パーマネントがオモテ向きになったと | > | トローラーはそれを公開し、裏向きのままにする。パーマネントがオモテ向きになったと | ||
> | きに誘発する能力は誘発しない。 | > | きに誘発する能力は誘発しない。 | ||
5826 | 5871 | ||||
n | 5827 | 727.2h 合同パーマネントが反転カード(rule 710 参照)を含む場合、 | n | 5872 | 728.2h 合同パーマネントが反転カード(rule 710 参照)を含む場合、 |
> | 合同パーマネントが反転しているなら、その部品の通常の特性ではなく代替の特性を用い | > | 合同パーマネントが反転しているなら、その部品の通常の特性ではなく代替の特性を用い | ||
> | る。 | > | る。 | ||
5828 | 5873 | ||||
n | 5829 | 727.2i 合同パーマネントは、両面の要素を含んでいたとしても、両面パーマネン | n | 5874 | 728.2i 合同パーマネントは、両面の要素を含んでいたとしても、両面パーマネン |
> | トではない。合同パーマネントが変身する両面カード(rule 712 参照)を含む | > | トではない。合同パーマネントが変身する両面カード(rule 712 参照)を含む | ||
> | 場合、そのパーマネントが変身したらそれらの両面カードが他の面がオモテになるように | > | 場合、そのパーマネントが変身したらそれらの両面カードが他の面がオモテになるように | ||
> | それぞれ回転する。 | > | それぞれ回転する。 | ||
5830 | 5875 | ||||
n | 5831 | 727.2j オモテ向きの合同パーマネントが両面の要素を含む場合、それは裏向きに | n | 5876 | 728.2j オモテ向きの合同パーマネントが両面の要素を含む場合、それは裏向きに |
> | はなれない。 | > | はなれない。 | ||
5832 | 5877 | ||||
n | 5833 | 727.3. 合同パーマネントが戦場を離れる場合、戦場を離れるパーマネントは1個 | n | 5878 | 728.3. 合同パーマネントが戦場を離れる場合、戦場を離れるパーマネントは1個 |
> | であり、それぞれの部品が該当する領域に置かれる。 | > | であり、それぞれの部品が該当する領域に置かれる。 | ||
5834 | 5879 | ||||
n | 5835 | 727.3a 合同パーマネントがオーナーの墓地やライブラリーに置かれる場合、その | n | 5880 | 728.3a 合同パーマネントがオーナーの墓地やライブラリーに置かれる場合、その |
> | プレイヤーは新しいオブジェクトを任意の順番にしてもよい。オーナーのライブラリーに | > | プレイヤーは新しいオブジェクトを任意の順番にしてもよい。オーナーのライブラリーに | ||
> | 置かれる場合、そのプレイヤーはその順番を公開しなくてもよい。 | > | 置かれる場合、そのプレイヤーはその順番を公開しなくてもよい。 | ||
5836 | 5881 | ||||
n | 5837 | 727.3b プレイヤーが合同パーマネントを追放する場合、そのプレイヤーはそれら | n | 5882 | 728.3b プレイヤーが合同パーマネントを追放する場合、そのプレイヤーはそれら |
> | のカードの相対的タイムスタンプ順を決定する。これはrule 613.7m の例外 | > | のカードの相対的タイムスタンプ順を決定する。これはrule 613.7m の例外 | ||
> | である。 | > | である。 | ||
5838 | 5883 | ||||
n | 5839 | 727.3c 効果が、合同パーマネントが戦場を離れてなる新しいオブジェクトを見つ | n | 5884 | 728.3c 効果が、合同パーマネントが戦場を離れてなる新しいオブジェクトを見つ |
> | ける場合、それらのオブジェクトすべてを見つける(rule 400.7 参照)。そ | > | ける場合、それらのオブジェクトすべてを見つける(rule 400.7 参照)。そ | ||
> | の効果がそれらのオブジェクトに何か処理を行う場合、その同じ処理がそれらそれぞれに | > | の効果がそれらのオブジェクトに何か処理を行う場合、その同じ処理がそれらそれぞれに | ||
> | 行われる。 | > | 行われる。 | ||
5840 | 5885 | ||||
n | 5841 | 727.3d 合同パーマネントが戦場を離れることや新しい領域に置かれることに複数 | n | 5886 | 728.3d 合同パーマネントが戦場を離れることや新しい領域に置かれることに複数 |
> | の置換効果が適用できる場合、それらの置換効果の1つをそのオブジェクトに適用すると | > | の置換効果が適用できる場合、それらの置換効果の1つをそのオブジェクトに適用すると | ||
> | 、そのオブジェクトのすべての部品に適用される。合同パーマネントが統率者である場合 | > | 、そのオブジェクトのすべての部品に適用される。合同パーマネントが統率者である場合 | ||
> | 、このルールを免除されることがある。rule 903.9b-c 参照。 | > | 、このルールを免除されることがある。rule 903.9b-c 参照。 | ||
5842 | 5887 | ||||
n | 5843 | 727.3e 置換効果が、領域に置かれるトークンでなく「カード」に適用される場合 | n | 5888 | 728.3e 置換効果が、領域に置かれるトークンでなく「カード」に適用される場合 |
> | 、その効果はその合同パーマネントがトークンでなければ、それの、トークンであるもの | > | 、その効果はその合同パーマネントがトークンでなければ、それの、トークンであるもの | ||
> | も含むすべての部品に適用される。合同パーマネントがトークンであってその部品の一部 | > | も含むすべての部品に適用される。合同パーマネントがトークンであってその部品の一部 | ||
> | がカードであれば、その合同パーマネントとトークンである部品は本来の領域に、カード | > | がカードであれば、その合同パーマネントとトークンである部品は本来の領域に、カード | ||
> | である部品はその置換効果によって移動する。 | > | である部品はその置換効果によって移動する。 | ||
5844 | 5889 | ||||
n | 5845 | 728. 昼と夜 | n | 5890 | 729. 昼と夜 |
5846 | 5891 | ||||
n | 5847 | 728.1. 昼と夜は、ゲームそのものが持ちうる状態である。ゲームの開始時には、 | n | 5892 | 729.1. 昼と夜は、ゲームそのものが持ちうる状態である。ゲームの開始時には、 |
> | どちらでもない。「昼になる/it becomes day」や「夜になる/it b | > | どちらでもない。「昼になる/it becomes day」や「夜になる/it b | ||
> | ecomes night」は、ゲームが昼状態あるいは夜状態を得ることを意味する。 | > | ecomes night」は、ゲームが昼状態あるいは夜状態を得ることを意味する。 | ||
> | 日暮や夜明のキーワード能力で、昼になったり夜になったりすることがありうる(rul | > | 日暮や夜明のキーワード能力で、昼になったり夜になったりすることがありうる(rul | ||
> | e 702.145〔日暮・夜明〕参照)。他の効果によって昼や夜になることもある。 | > | e 702.145〔日暮・夜明〕参照)。他の効果によって昼や夜になることもある。 | ||
> | 一旦昼や夜になったら、それ以降、ゲームはそれらの状態のうちちょうど1つだけである | > | 一旦昼や夜になったら、それ以降、ゲームはそれらの状態のうちちょうど1つだけである | ||
> | 。 | > | 。 | ||
5848 | 5893 | ||||
n | 5849 | 728.1a 「昼が夜になる/day becomes night」あるいは「夜が | n | 5894 | 729.1a 「昼が夜になる/day becomes night」あるいは「夜が |
> | 昼になる/night becomes day」という表記は、ゲームが1つ目の状態 | > | 昼になる/night becomes day」という表記は、ゲームが1つ目の状態 | ||
> | でなくなり2つ目の状態になることを意味する。 | > | でなくなり2つ目の状態になることを意味する。 | ||
5850 | 5895 | ||||
n | 5851 | 728.2. アンタップ・ステップの第2段階として、ゲームは昼/夜の状態が変わる | n | 5896 | 729.2. アンタップ・ステップの第2段階として、ゲームは昼/夜の状態が変わる |
> | かどうかを見るために前のターンをチェックする。rule 502〔アンタップ・ステ | > | かどうかを見るために前のターンをチェックする。rule 502〔アンタップ・ステ | ||
> | ップ〕参照。 | > | ップ〕参照。 | ||
5852 | 5897 | ||||
n | 5853 | 728.2a 昼であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱 | n | 5898 | 729.2a 昼であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱 |
> | えていなかった場合、夜になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 805 | > | えていなかった場合、夜になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 805 | ||
> | 参照)を用いた多人数戦では、昼であり前のターンのアクティブ・チームのどのプレイ | > | 参照)を用いた多人数戦では、昼であり前のターンのアクティブ・チームのどのプレイ | ||
> | ヤーも呪文を唱えていなかった場合、夜になる、という修整したルールを用いる。 | > | ヤーも呪文を唱えていなかった場合、夜になる、という修整したルールを用いる。 | ||
5854 | 5899 | ||||
n | 5855 | 728.2b 夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上 | n | 5900 | 729.2b 夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上 |
> | の呪文を唱えていた場合、昼になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 8 | > | の呪文を唱えていた場合、昼になる。「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 8 | ||
> | 05 参照)を用いた多人数戦では、夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーのプ | > | 05 参照)を用いた多人数戦では、夜であり前のターンのアクティブ・プレイヤーのプ | ||
> | レイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、昼になる、という修整したルールを用 | > | レイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、昼になる、という修整したルールを用 | ||
> | いる。 | > | いる。 | ||
5856 | 5901 | ||||
n | 5857 | 728.2c 昼でも夜でもないなら、このチェックは行わず、昼でも夜でもないままで | n | 5902 | 729.2c 昼でも夜でもないなら、このチェックは行わず、昼でも夜でもないままで |
> | ある。 | > | ある。 | ||
5858 | 5903 | ||||
n | 5859 | 729. 行動の省略 | n | 5904 | 730. 行動の省略 |
5860 | 5905 | ||||
n | 5861 | 729.1. ゲームをプレイするとき、プレイヤーはゲーム上行うすべての選択(何ら | n | 5906 | 730.1. ゲームをプレイするとき、プレイヤーはゲーム上行うすべての選択(何ら |
> | かの処理を行うか優先権をパスするかの宣言など)を厳密に示すのではなく、双方が理解 | > | かの処理を行うか優先権をパスするかの宣言など)を厳密に示すのではなく、双方が理解 | ||
> | できる省略を行うものである。 | > | できる省略を行うものである。 | ||
5862 | 5907 | ||||
n | 5863 | 729.1a 行動の省略に関するルールには、大きな裁量の範囲が存在する。ゲームの | n | 5908 | 730.1a 行動の省略に関するルールには、大きな裁量の範囲が存在する。ゲームの |
> | 各プレイヤーが相手の意図を理解できるのであれば、その省略を使うことに問題はない。 | > | 各プレイヤーが相手の意図を理解できるのであれば、その省略を使うことに問題はない。 | ||
5864 | 5909 | ||||
n | 5865 | 729.1b ゲームが、ある一連の処理を何回でも繰り返せる状態になる(「ループ」 | n | 5910 | 730.1b ゲームが、ある一連の処理を何回でも繰り返せる状態になる(「ループ」 |
> | を作る)ことがある。この場合、省略ルールを用いてその行動を何回繰り返すか、そして | > | を作る)ことがある。この場合、省略ルールを用いてその行動を何回繰り返すか、そして | ||
> | どうループを終えるかを宣言することができる。 | > | どうループを終えるかを宣言することができる。 | ||
5866 | 5911 | ||||
n | 5867 | 729.1c イベントでは、行動の省略とループに関するルールは修整される。それら | n | 5912 | 730.1c イベントでは、行動の省略とループに関するルールは修整される。それら |
> | のルールはマジック・イベント規定(http://WPN.Wizards.com/ | > | のルールはマジック・イベント規定(http://WPN.Wizards.com/ | ||
> | en/resources/rules-documents)に記載されている。イベ | > | en/resources/rules-documents)に記載されている。イベ | ||
> | ント中にイベント規定とこれらのルールが矛盾した場合、イベント規定が優先される。 | > | ント中にイベント規定とこれらのルールが矛盾した場合、イベント規定が優先される。 | ||
5868 | 5913 | ||||
n | 5869 | 729.2. 行動を省略する場合、以下の手順を踏む。 | n | 5914 | 730.2. 行動を省略する場合、以下の手順を踏む。 |
5870 | 5915 | ||||
n | 5871 | 729.2a ゲームのいずれかの時点で、優先権を持つプレイヤーは一連の行動を説明 | n | 5916 | 730.2a ゲームのいずれかの時点で、優先権を持つプレイヤーは一連の行動を説明 |
> | し、すべてのプレイヤーに対して省略を提案してもよい。その行動は現在のゲームの状態 | > | し、すべてのプレイヤーに対して省略を提案してもよい。その行動は現在のゲームの状態 | ||
> | に基づいて適正であり、結果が明白でなければならない。この手順は繰り返しのない一連 | > | に基づいて適正であり、結果が明白でなければならない。この手順は繰り返しのない一連 | ||
> | の行動であってもよいし、特定の回数繰り返されるループであってもよいし、複数のルー | > | の行動であってもよいし、特定の回数繰り返されるループであってもよいし、複数のルー | ||
> | プや入れ子になっているループが含まれていてもよいし、複数のターンに跨がっていても | > | プや入れ子になっているループが含まれていてもよいし、複数のターンに跨がっていても | ||
> | よい。ただし、ゲームのイベントの結果によって次の行動が変わるような条件付きの処理 | > | よい。ただし、ゲームのイベントの結果によって次の行動が変わるような条件付きの処理 | ||
> | は含まれていてはならない。この一連の行動の終点は、いずれかのプレイヤーが優先権を | > | は含まれていてはならない。この一連の行動の終点は、いずれかのプレイヤーが優先権を | ||
> | 得るところでなければならないが、それはショートカットを提案したプレイヤーでなくて | > | 得るところでなければならないが、それはショートカットを提案したプレイヤーでなくて | ||
> | もよい。 | > | もよい。 | ||
5872 | 例:あるプレイヤーが、「{T}: 1/1の緑のエルフ・戦士・クリーチャー・トーク | 5917 | 例:あるプレイヤーが、「{T}: 1/1の緑のエルフ・戦士・クリーチャー・トーク | ||
> | ン1体を生成する。」という能力をクリーチャーに与える《ゴンドの存在》にエンチャン | > | ン1体を生成する。」という能力をクリーチャーに与える《ゴンドの存在》にエンチャン | ||
> | トされているクリーチャーをコントロールしている。また、他のプレイヤーが「クリーチ | > | トされているクリーチャーをコントロールしている。また、他のプレイヤーが「クリーチ | ||
> | ャー1体が戦場に出るたび、すべてのクリーチャーをアンタップする。」という能力を持 | > | ャー1体が戦場に出るたび、すべてのクリーチャーをアンタップする。」という能力を持 | ||
> | つ《侵入警報》をコントロールしている。最初のプレイヤーが優先権を持っている時、「 | > | つ《侵入警報》をコントロールしている。最初のプレイヤーが優先権を持っている時、「 | ||
> | じゃあトークンを100万体出すよ」と、クリーチャーの能力を起動して-両プレイヤー | > | じゃあトークンを100万体出すよ」と、クリーチャーの能力を起動して-両プレイヤー | ||
> | がパスして-クリーチャーの能力を解決してトークンを生成して(《侵入警報》の能力が | > | がパスして-クリーチャーの能力を解決してトークンを生成して(《侵入警報》の能力が | ||
> | 誘発して)-《侵入警報》のコントローラーがその誘発型能力をスタックに積んで-両プ | > | 誘発して)-《侵入警報》のコントローラーがその誘発型能力をスタックに積んで-両プ | ||
> | レイヤーがパスして-《侵入警報》の誘発型能力が解決されて-両プレイヤーがパスして | > | レイヤーがパスして-《侵入警報》の誘発型能力が解決されて-両プレイヤーがパスして | ||
> | -最初のプレイヤーが優先権を得る、というループを提示し、これをあと999999回 | > | -最初のプレイヤーが優先権を得る、というループを提示し、これをあと999999回 | ||
> | 繰り返してから最後のトークン生成能力が解決されたところで終わる、と提案した。 | > | 繰り返してから最後のトークン生成能力が解決されたところで終わる、と提案した。 | ||
5873 | 5918 | ||||
n | 5874 | 729.2b 他のプレイヤーは、その省略を提案したプレイヤーの次からターン順にそ | n | 5919 | 730.2b 他のプレイヤーは、その省略を提案したプレイヤーの次からターン順にそ |
> | の手順を受け入れるか、あるいは途中で違う選択をすることによって行動を中断させるか | > | の手順を受け入れるか、あるいは途中で違う選択をすることによって行動を中断させるか | ||
> | を宣言する(どこで中断させるかはここで宣言するが、実際になにをするかを宣言する必 | > | を宣言する(どこで中断させるかはここで宣言するが、実際になにをするかを宣言する必 | ||
> | 要はない)。その中断されるところが、提案された一連の行動の新しい終点となる。 | > | 要はない)。その中断されるところが、提案された一連の行動の新しい終点となる。 | ||
5875 | 例:アクティブ・プレイヤーが自分のドロー・ステップにカード1枚を引き、「どうぞ」 | 5920 | 例:アクティブ・プレイヤーが自分のドロー・ステップにカード1枚を引き、「どうぞ」 | ||
> | と宣言した。非アクティブ・プレイヤーは「クリーチャー1体を対象とする。そのクリー | > | と宣言した。非アクティブ・プレイヤーは「クリーチャー1体を対象とする。そのクリー | ||
> | チャーは可能ならこのターン攻撃する。」というインスタント《騒乱への突入》を持って | > | チャーは可能ならこのターン攻撃する。」というインスタント《騒乱への突入》を持って | ||
> | 、「あ、ちょっと待って。そっちの戦闘開始ステップに呪文を唱えたいんだけど」と答え | > | 、「あ、ちょっと待って。そっちの戦闘開始ステップに呪文を唱えたいんだけど」と答え | ||
> | た。この時点での提案されている省略は、戦闘開始ステップの間に非アクティブ・プレイ | > | た。この時点での提案されている省略は、戦闘開始ステップの間に非アクティブ・プレイ | ||
> | ヤーが優先権を得るまで双方のプレイヤーがパスし続けるということである。 | > | ヤーが優先権を得るまで双方のプレイヤーがパスし続けるということである。 | ||
5876 | 5921 | ||||
n | 5877 | 729.2c 最後のプレイヤーが省略の提案を受け入れるか中断させるかを決めると、 | n | 5922 | 730.2c 最後のプレイヤーが省略の提案を受け入れるか中断させるかを決めると、 |
> | その省略は実行される。ゲームは最後の提案されている省略の終点まで進み、そこまでに | > | その省略は実行される。ゲームは最後の提案されている省略の終点まで進み、そこまでに | ||
> | 提案されていた行動はそのままに行われる。最初の提案に比べて省略が短くなっていた場 | > | 提案されていた行動はそのままに行われる。最初の提案に比べて省略が短くなっていた場 | ||
> | 合、その時点で優先権を持っているプレイヤーは元の提案と違う選択をしなければならな | > | 合、その時点で優先権を持っているプレイヤーは元の提案と違う選択をしなければならな | ||
> | い。 | > | い。 | ||
5878 | 5923 | ||||
n | 5879 | 729.3. 断片化したループというものがしばしば存在する。つまり、ループに関連 | n | 5924 | 730.3. 断片化したループというものがしばしば存在する。つまり、ループに関連 |
> | している各プレイヤーがそれぞれに行動を取った結果、元と同じ局面が発生したという状 | > | している各プレイヤーがそれぞれに行動を取った結果、元と同じ局面が発生したという状 | ||
> | 況がありうる。その場合、アクティブ・プレイヤー(アクティブ・プレイヤーがループに | > | 況がありうる。その場合、アクティブ・プレイヤー(アクティブ・プレイヤーがループに | ||
> | 関連していない場合、ループに関連している中でターン順で最初のプレイヤー)は違う選 | > | 関連していない場合、ループに関連している中でターン順で最初のプレイヤー)は違う選 | ||
> | 択をして、ループが続かないようにしなければならない。 | > | 択をして、ループが続かないようにしなければならない。 | ||
5880 | 例:2人対戦で、アクティブ・プレイヤーが「{0}:このクリーチャーは飛行を得る。 | 5925 | 例:2人対戦で、アクティブ・プレイヤーが「{0}:このクリーチャーは飛行を得る。 | ||
> | 」という能力を持つクリーチャーをコントロールしており、非アクティブ・プレイヤーが | > | 」という能力を持つクリーチャーをコントロールしており、非アクティブ・プレイヤーが | ||
> | 「{0}:クリーチャー1体を対象とする。それは飛行を失う。」という能力を持つパー | > | 「{0}:クリーチャー1体を対象とする。それは飛行を失う。」という能力を持つパー | ||
> | マネントをコントロールしており、それらの能力を起動する回数を制約するものがないと | > | マネントをコントロールしており、それらの能力を起動する回数を制約するものがないと | ||
> | する。アクティブ・プレイヤーがクリーチャーの能力を起動し、解決してから、非アクテ | > | する。アクティブ・プレイヤーがクリーチャーの能力を起動し、解決してから、非アクテ | ||
> | ィブ・プレイヤーがそのパーマネントの能力でそのクリーチャーを対象にして解決された | > | ィブ・プレイヤーがそのパーマネントの能力でそのクリーチャーを対象にして解決された | ||
> | とする。この時点で元の状態とゲームの局面がまったく同じになる。アクティブ・プレイ | > | とする。この時点で元の状態とゲームの局面がまったく同じになる。アクティブ・プレイ | ||
> | ヤーは違う選択をしなければならない(つまり、そのクリーチャーの能力を起動する以外 | > | ヤーは違う選択をしなければならない(つまり、そのクリーチャーの能力を起動する以外 | ||
> | の行動をしなければならない)。そのクリーチャーは飛行を持っていない。非アクティブ | > | の行動をしなければならない)。そのクリーチャーは飛行を持っていない。非アクティブ | ||
> | ・プレイヤーは自分のパーマネントの能力を起動しないことでこの断片化したループを回 | > | ・プレイヤーは自分のパーマネントの能力を起動しないことでこの断片化したループを回 | ||
> | 避することができ、その場合はそのクリーチャーは飛行を持った状態になる。非アクティ | > | 避することができ、その場合はそのクリーチャーは飛行を持った状態になる。非アクティ | ||
> | ブ・プレイヤーが最後の決定権を持っているので、そのクリーチャーが飛行を持っている | > | ブ・プレイヤーが最後の決定権を持っているので、そのクリーチャーが飛行を持っている | ||
> | かどうかを決めることができる。 | > | かどうかを決めることができる。 | ||
5881 | 5926 | ||||
n | 5882 | 729.4. ループが選択的でない処理のみからなる場合、ゲームは引き分けになる。 | n | 5927 | 730.4. ループが選択的でない処理のみからなる場合、ゲームは引き分けになる。 |
> | (rule 104.4b、rule 104.4f 参照。) | > | (rule 104.4b、rule 104.4f 参照。) | ||
5883 | 5928 | ||||
n | 5884 | 729.5. いずれのプレイヤーも、ループに含まれているオブジェクトが必要とする | n | 5929 | 730.5. いずれのプレイヤーも、ループに含まれているオブジェクトが必要とする |
> | 処理以外で、ループを終わらせることができる処理を行う義務はない。 | > | 処理以外で、ループを終わらせることができる処理を行う義務はない。 | ||
5885 | 例:「浄化の印章を生け贄に捧げる:アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象 | 5930 | 例:「浄化の印章を生け贄に捧げる:アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象 | ||
> | とする。それを破壊する。」というエンチャント《浄化の印章》をコントロールしている | > | とする。それを破壊する。」というエンチャント《浄化の印章》をコントロールしている | ||
> | プレイヤーは、アーティファクトを含む選択的でないループが発生したとしても、その《 | > | プレイヤーは、アーティファクトを含む選択的でないループが発生したとしても、その《 | ||
> | 浄化の印章》を生け贄に捧げてループを終わらせる義務はない。 | > | 浄化の印章》を生け贄に捧げてループを終わらせる義務はない。 | ||
5886 | 5931 | ||||
n | 5887 | 729.6. ループに「[B]しないかぎり[A]する/[A] unless [B | n | 5932 | 730.6. ループに「[B]しないかぎり[A]する/[A] unless [B |
> | ]」という効果が含まれていて、その[A]や[B]がそれぞれ処理であった場合、どの | > | ]」という効果が含まれていて、その[A]や[B]がそれぞれ処理であった場合、どの | ||
> | プレイヤーも、ループを終えるために[B]の処理をする義務はない。誰も[B]の行動 | > | プレイヤーも、ループを終えるために[B]の処理をする義務はない。誰も[B]の行動 | ||
> | をしない場合、[A]が選択的でない行動であるかのようにループを続ける。 | > | をしない場合、[A]が選択的でない行動であるかのようにループを続ける。 | ||
5888 | 5933 | ||||
n | 5889 | 730. 不正な処理の扱い | n | 5934 | 731. 不正な処理の扱い |
5890 | 5935 | ||||
n | 5891 | 730.1. プレイヤーが何か不正な処理をしたり、適正に終了することができない処 | n | 5936 | 731.1. プレイヤーが何か不正な処理をしたり、適正に終了することができない処 |
> | 理を始めたりした場合、その処理全体が巻き戻され、すでに行われた支払いは取り消され | > | 理を始めたりした場合、その処理全体が巻き戻され、すでに行われた支払いは取り消され | ||
> | る。取り消される処理の結果として、能力が誘発したり効果が適用されたりすることはな | > | る。取り消される処理の結果として、能力が誘発したり効果が適用されたりすることはな | ||
> | い。その処理が呪文を唱えることであった場合、呪文はそれがもとあった領域に戻る。各 | > | い。その処理が呪文を唱えることであった場合、呪文はそれがもとあった領域に戻る。各 | ||
> | プレイヤーは、不正なプレイを行う間にそのプレイヤーが起動した適正なマナ能力も、そ | > | プレイヤーは、不正なプレイを行う間にそのプレイヤーが起動した適正なマナ能力も、そ | ||
> | れまたはそれによる誘発型マナ能力によって生み出されたマナが、他の、取り消されない | > | れまたはそれによる誘発型マナ能力によって生み出されたマナが、他の、取り消されない | ||
> | マナ能力に消費されたのでない限り、取り消すことができる。プレイヤーは、ライブラリ | > | マナ能力に消費されたのでない限り、取り消すことができる。プレイヤーは、ライブラリ | ||
> | ーへのカードの移動、ライブラリーからスタック以外へのカードの移動、ライブラリーの | > | ーへのカードの移動、ライブラリーからスタック以外へのカードの移動、ライブラリーの | ||
> | 切り直し、ライブラリーのカードの公開を伴う行動を取り消すことはできない。 | > | 切り直し、ライブラリーのカードの公開を伴う行動を取り消すことはできない。 | ||
5892 | 5937 | ||||
n | 5893 | 730.2. 不正な呪文や能力を取り消した時に、優先権を持っていたプレイヤーが再 | n | 5938 | 731.2. 不正な呪文や能力を取り消した時に、優先権を持っていたプレイヤーが再 |
> | び優先権を得、そして改めて他の処理をするかパスすることができる。そのプレイヤーは | > | び優先権を得、そして改めて他の処理をするかパスすることができる。そのプレイヤーは | ||
> | 取り消した行動を適正な方法でやり直すことも、あるいはルール上許される別の処理をす | > | 取り消した行動を適正な方法でやり直すことも、あるいはルール上許される別の処理をす | ||
> | ることもできる。 | > | ることもできる。 | ||
5894 | 5939 | ||||
6014 | 6059 | ||||
n | 6015 | 801.17. ゲームを再び開始する(rule 723 参照)効果は、影響範囲制 | n | 6060 | 801.17. ゲームを再び開始する(rule 724 参照)効果は、影響範囲制 |
> | 限選択ルールの例外である。そのゲームに参加している全てのプレイヤーは、新しいゲー | > | 限選択ルールの例外である。そのゲームに参加している全てのプレイヤーは、新しいゲー | ||
> | ムに含まれる。 | > | ムに含まれる。 | ||
6016 | 6061 | ||||
6543 | 6588 | ||||
n | 6544 | 904.13c 毒カウンターは共用されない。魔王が毒カウンター10個以上を持った | n | 6589 | 904.13c 毒カウンターは共用されない。魔王が毒カウンター10個以上を持った |
> | なら、敗北する。対戦相手チーム内の1人が毒カウンター10個以上を持ったなら、その | > | なら、敗北する。対戦相手チーム内の1人が毒カウンター10個以上を持ったなら、その | ||
> | プレイヤーは敗北する。(これは状況起因処理である。 rule 704 参照) | > | プレイヤーは敗北する。 (これは状況起因処理である。 rule 704 参照) | ||
6545 | 6590 | ||||
6677 | イニシアチブ(いにしあちぶ)/Initiative | 6722 | イニシアチブ(いにしあちぶ)/Initiative | ||
n | 6678 | プレイヤーが持ちうる記号。プレイヤーにイニシアチブを得るよう指示する効果が存在 | n | 6723 | プレイヤーが持ちうる記号。プレイヤーにイニシアチブを得るよう指示する効果が存在 |
> | する。プレイヤーがイニシアチブを得るたび、およびイニシアチブを持っているプレイヤ | > | する。プレイヤーがイニシアチブを得るたび、およびイニシアチブを持っているプレイヤ | ||
> | ーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは地下街探索を行なう。rule 723 | > | ーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは地下街探索を行なう。rule 724 | ||
> | 〔イニシアチブ〕参照。 | > | 〔イニシアチブ〕参照。 | ||
6679 | 6724 | ||||
6793 | 6838 | ||||
n | n | 6839 | 応召(おうしょう)/Mobilize | ||
6840 | 値に応じた数の1/1の赤の戦士・クリーチャー・トークンを攻撃していてタップ状態 | ||||
> | で生成し、次の終了ステップの開始時にそれらのトークンを生け贄に捧げるキーワード能 | ||||
> | 力。rule 702.181〔応召〕参照。 | ||||
6841 | |||||
6794 | オブジェクト(おぶじぇくと)/Object | 6842 | オブジェクト(おぶじぇくと)/Object | ||
7147 | 7195 | ||||
n | n | 7196 | 後見を受ける(こうけんをうける)/Behold | ||
7197 | 特定の性質を持ちそのプレイヤーがコントロールしているパーマネント1つを選ばせた | ||||
> | り、その特定の性質を持つカード1枚を公開させたりするキーワード処理。コストの支払 | ||||
> | いや追加の効果を得るために使用される。rule 701.61〔後見を受ける〕参照 | ||||
> | 。 | ||||
7198 | |||||
7148 | 攻撃(こうげき)/Attack | 7199 | 攻撃(こうげき)/Attack | ||
7235 | 合同パーマネント(ごうどうぱーまねんと)/Merged Permanent | 7286 | 合同パーマネント(ごうどうぱーまねんと)/Merged Permanent | ||
n | 7236 | カードやトークンはパーマネントと合同して合同パーマネントとなる。この合同パーマ | n | 7287 | カードやトークンはパーマネントと合同して合同パーマネントとなる。この合同パーマ |
> | ネントは複数のカードやトークンで表される。rule 727〔パーマネントの合同〕 | > | ネントは複数のカードやトークンで表される。rule 728〔パーマネントの合同〕 | ||
> | 参照。 | > | 参照。 | ||
7237 | 7288 | ||||
7287 | サブゲーム(さぶげーむ)/Subgame | 7338 | サブゲーム(さぶげーむ)/Subgame | ||
n | 7288 | 効果によって作られる、完全に別のマジックのゲーム。rule 726〔サブゲーム | n | 7339 | 効果によって作られる、完全に別のマジックのゲーム。rule 727〔サブゲーム |
> | 〕参照。 | > | 〕参照。 | ||
7289 | 7340 | ||||
7392 | 省略(しょうりゃく)/Shortcut | 7443 | 省略(しょうりゃく)/Shortcut | ||
n | 7393 | プレイヤーの宣言を省略して一連のゲーム上の選択(処理をする、あるいはパスをする | n | 7444 | プレイヤーの宣言を省略して一連のゲーム上の選択(処理をする、あるいはパスをする |
> | )をしてゲームを進めるとして、双方が合意した方法。rule 729〔行動の省略〕 | > | )をしてゲームを進めるとして、双方が合意した方法。rule 730〔行動の省略〕 | ||
> | 参照。 | > | 参照。 | ||
7394 | 7445 | ||||
7584 | 戦闘フェイズを終了する(せんとうふぇいずをしゅうりょうする)/End the C | 7635 | 戦闘フェイズを終了する(せんとうふぇいずをしゅうりょうする)/End the C | ||
> | ombat Phase | > | ombat Phase | ||
n | 7585 | 効果の結果として「戦闘フェイズを終了する」場合、そのフェイズに起こるべきその他 | n | 7636 | 効果の結果として「戦闘フェイズを終了する」場合、そのフェイズに起こるべきその他 |
> | のことすべてを飛ばす手順を行う。rule 721〔ターンやフェイズを終了させる〕 | > | のことすべてを飛ばす手順を行う。rule 722〔ターンやフェイズを終了させる〕 | ||
> | 参照。 | > | 参照。 | ||
7586 | 7637 | ||||
7601 | 7652 | ||||
n | n | 7653 | 前兆カード(ぜんちょうかーど)/Omen Card | ||
7654 | 2組のカード枠(1つは左側の内側にある)を持ち、代替の特性として前兆呪文のタイ | ||||
> | プを持つ1枚のカードである、rule 720〔前兆カード〕参照。 | ||||
7655 | |||||
7602 | 想起(そうき)/Evoke | 7656 | 想起(そうき)/Evoke | ||
7770 | ターンを終了する(たーんをしゅうりょうする)/End the Turn | 7824 | ターンを終了する(たーんをしゅうりょうする)/End the Turn | ||
n | 7771 | 効果の結果としてターンを終了するとは、そのターンに起こるほとんどのことを飛ばす | n | 7825 | 効果の結果としてターンを終了するとは、そのターンに起こるほとんどのことを飛ばす |
> | ということである。rule 721〔ターンやフェイズを終了させる〕参照。 | > | ということである。rule 722〔ターンやフェイズを終了させる〕参照。 | ||
7772 | 7826 | ||||
7844 | 7898 | ||||
n | n | 7899 | 調和(ちょうわ)/Harmonize | ||
7900 | プレイヤーが墓地から別のコストでカードを唱えることを許可し、自分がコントロール | ||||
> | しているクリーチャー1体をタップすることでそのコストを減少させるキーワード能力。 | ||||
> | rule 702.180〔調和〕参照。 | ||||
7901 | |||||
7845 | 著作権表記(ちょさくけんひょうき)/Legal Text | 7902 | 著作権表記(ちょさくけんひょうき)/Legal Text | ||
7907 | 7964 | ||||
n | n | 7965 | 闘魂を行う(とうこんをおこなう)/Endure | ||
7966 | クリーチャーに+1/+1カウンターを置くか、スピリット・クリーチャー・トークン | ||||
> | 1体を生成するかを行うキーワード処理。rule 701.62〔闘魂を行う〕 参照 | ||||
> | 。 | ||||
7967 | |||||
7908 | 当事者カード(とうじしゃかーど)/Adventurer Card | 7968 | 当事者カード(とうじしゃかーど)/Adventurer Card | ||
n | 7909 | 2組のカード枠(1つは左側の内側にある)を持つ1枚のカードである、rule 7 | n | 7969 | 2組のカード枠(1つは左側の内側にある)を持ち、代替の特性として出来事呪文のタ |
> | 15〔当事者カード〕参照。 | > | イプを持つ1枚のカードである、rule 715〔当事者カード〕参照。 | ||
7910 | 7970 | ||||
7932 | 統治者(とうちしゃ)/Monarch | 7992 | 統治者(とうちしゃ)/Monarch | ||
n | 7933 | プレイヤーが持ちうる記号。プレイヤーを統治者にする効果が存在する。統治者は自分 | n | 7993 | プレイヤーが持ちうる記号。プレイヤーを統治者にする効果が存在する。統治者は自分 |
> | の終了ステップの開始時にカードを1枚引く。統治者に戦闘ダメージを与えると、そのプ | > | の終了ステップの開始時にカードを1枚引く。統治者に戦闘ダメージを与えると、そのプ | ||
> | レイヤーからその称号を奪える。rule 722〔統治者〕参照。 | > | レイヤーからその称号を奪える。rule 723〔統治者〕参照。 | ||
7934 | 7994 | ||||
8187 | 日暮(ひぐれ)/Daybound | 8247 | 日暮(ひぐれ)/Daybound | ||
n | 8188 | 一部の両面カードの第1面にある能力。日暮や夜明を持つカードは、昼に第1面がオモ | n | 8248 | 一部の両面カードの第1面にある能力。日暮や夜明を持つカードは、昼に第1面がオモ |
> | テになり、夜に第2面がオモテになる。rule 702.145〔日暮・夜明〕、ru | > | テになり、夜に第2面がオモテになる。rule 702.145〔日暮・夜明〕、ru | ||
> | le 728〔昼と夜〕参照。 | > | le 729〔昼と夜〕参照。 | ||
8189 | 8249 | ||||
8217 | 昼(ひる)/Day | 8277 | 昼(ひる)/Day | ||
n | 8218 | 夜同様、ゲームが取りうる状態。rule 728〔昼と夜〕、rule 702.1 | n | 8278 | 夜同様、ゲームが取りうる状態。rule 729〔昼と夜〕、rule 702.1 |
> | 45〔日暮・夜明〕参照。 | > | 45〔日暮・夜明〕参照。 | ||
8219 | 8279 | ||||
8250 | 不正な処理(ふせいなしょり)/Illegal Action | 8310 | 不正な処理(ふせいなしょり)/Illegal Action | ||
n | 8251 | ゲームのルール、あるいは効果による強制や制限に抵触している処理。rule 73 | n | 8311 | ゲームのルール、あるいは効果による強制や制限に抵触している処理。rule 73 |
> | 0〔不正な処理の扱い〕参照。 | > | 1〔不正な処理の扱い〕参照。 | ||
8252 | 8312 | ||||
8401 | 変容させるクリーチャー・呪文(へんようさせるくりーちゃーじゅもん)/Mutati | 8461 | 変容させるクリーチャー・呪文(へんようさせるくりーちゃーじゅもん)/Mutati | ||
> | ng Creature Spell | > | ng Creature Spell | ||
n | 8402 | キーワード能力である変容を使って唱えたクリーチャー・呪文。その解決に際して、対 | n | 8462 | キーワード能力である変容を使って唱えたクリーチャー・呪文。その解決に際して、対 |
> | 象にしたクリーチャーが適正であれば、対象にしたクリーチャーと合同する。結果のクリ | > | 象にしたクリーチャーが適正であれば、対象にしたクリーチャーと合同する。結果のクリ | ||
> | ーチャーは一番上の部品のすべての特性と、各部品の能力を持つ。rule 702.1 | > | ーチャーは一番上の部品のすべての特性と、各部品の能力を持つ。rule 702.1 | ||
> | 40〔変容〕、rule 727〔パーマネントの合同〕参照。 | > | 40〔変容〕、rule 728〔パーマネントの合同〕参照。 | ||
8403 | 8463 | ||||
8416 | 他のプレイヤーをコントロールする(ほかのぷれいやーをこんとろーるする)/Cont | 8476 | 他のプレイヤーをコントロールする(ほかのぷれいやーをこんとろーるする)/Cont | ||
> | rol Another Player | > | rol Another Player | ||
n | 8417 | ルールやオブジェクトによって求められる、そのプレイヤーが行う選択や決定をすべて | n | 8477 | ルールやオブジェクトによって求められる、そのプレイヤーが行う選択や決定をすべて |
> | 行うこと。rule 720〔他のプレイヤーをコントロールする〕参照。 | > | 行うこと。rule 721〔他のプレイヤーをコントロールする〕参照。 | ||
8418 | 8478 | ||||
8512 | メインゲーム(めいんげーむ)/Main Game | 8572 | メインゲーム(めいんげーむ)/Main Game | ||
n | 8513 | サブゲームを作る呪文(や能力)が唱えられた(起動された)ゲーム。rule 72 | n | 8573 | サブゲームを作る呪文(や能力)が唱えられた(起動された)ゲーム。rule 72 |
> | 6〔サブゲーム〕参照。 | > | 7〔サブゲーム〕参照。 | ||
8514 | 8574 | ||||
8584 | 夜明(よあけ)/Nightbound | 8644 | 夜明(よあけ)/Nightbound | ||
n | 8585 | 一部の両面カードの第2面にある能力。日暮や夜明を持つカードは、昼に第1面がオモ | n | 8645 | 一部の両面カードの第2面にある能力。日暮や夜明を持つカードは、昼に第1面がオモ |
> | テになり、夜に第2面がオモテになる。rule 702.145〔日暮・夜明〕、ru | > | テになり、夜に第2面がオモテになる。rule 702.145〔日暮・夜明〕、ru | ||
> | le 727〔昼と夜〕参照。 | > | le 728〔昼と夜〕参照。 | ||
8586 | 8646 | ||||
8605 | 夜(よる)/Night | 8665 | 夜(よる)/Night | ||
n | 8606 | 昼同様、ゲームが取りうる状態。rule 727〔昼と夜〕、rule 702.1 | n | 8666 | 昼同様、ゲームが取りうる状態。rule 728〔昼と夜〕、rule 702.1 |
> | 45〔日暮・夜明〕参照。 | > | 45〔日暮・夜明〕参照。 | ||
8607 | 8667 | ||||
8617 | RADカウンター(らっどかうんたー)/Rad Counter | 8677 | RADカウンター(らっどかうんたー)/Rad Counter | ||
n | 8618 | プレイヤーが持ちうるカウンターの一種である。これはそのプレイヤーの戦闘前メイン | n | 8678 | プレイヤーが持ちうるカウンターの一種である。これはそのプレイヤーの戦闘前メイン |
> | ・フェイズの開始時に同数のカードを切削させ、これにより切削された土地でないカード | > | ・フェイズの開始時に同数のカードを切削させ、これにより切削された土地でないカード | ||
> | 1枚につきそのプレイヤーは1点のライフを失い、持っているRADカウンター1個を取 | > | 1枚につきそのプレイヤーは1点のライフを失い、持っているRADカウンター1個を取 | ||
> | り除く。rule 122〔カウンター〕および rule 725〔RADカウンター | > | り除く。rule 122〔カウンター〕および rule 726〔RADカウンター | ||
> | 〕参照。 | > | 〕参照。 | ||
8619 | 8679 | ||||
8650 | ループ(るーぷ)/Loop | 8710 | ループ(るーぷ)/Loop | ||
n | 8651 | 何度でも繰り返せる一連の処理。rule 728〔行動の省略〕参照。 | n | 8711 | 何度でも繰り返せる一連の処理。rule 729〔行動の省略〕参照。 |
8652 | 8712 | ||||
8729 | 8789 | ||||
t | 8730 | このルールは2025年 2月 7日から有効です。 | t | 8790 | このルールは2025年 4月 4日から有効です。 |
8731 | 8791 |
Legends | ||||||||||
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